神田雑学大学 2002年3月22日 講義録

当たらなくても楽しいダーツ

講師 橋本こうすけ 



目 次

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    講師プロフィル

    ダーツの遊び方

    生活や生きがいは

    入会希望者へのメッセージ




講師プロフィル


橋本こうすけ

「ベター余暇ライフの会」会長
設立1997年10月。会員20名。主な年齢層63歳。
住所東京都大田区北千束1-19-7
会費1日500円。募集月随時

ダーツの遊び方

まダーツは、500年以上前に紳士の国イギリスで生れた、伝統あるスポーツです。

老若男女を問わず、プレイできる手軽さから、本場イギリスでは、生活の一部となつているほどで、あちこちのパブでは必ずといっていいほどダーツボードがおかれ、多くの人々がプレーを楽しんでいます。

またロンドンに本部を置く世界ダーツ連盟の元で、数多くのプロ選手権も開催されています。

基本的なルール

@先攻後攻の決め方は、1本づつダーツ(矢)を投げて、フル(中心)に近づいた方が先攻です。

Aプレーヤーは、1回のスローに3本のダーツを投げて相手と交代します。
B採点は、ダーツボードに刺さっているダーツのみカウントします。ボードに刺さらずに落ちたターツは無効です。

C1対1、ダブルス、チーム戦などいろいろなゲーム方法がありますが、基本は決められた得点(501・301等)を早くゼロにした方が勝ちです。

ダーツボード

ダーツボードの素材には、ブリツセルとペーパーがありますが、公式試合に使われているのは1,600本もの麻の繊維を圧縮して作った重量感あふれるブリュッセルボードです。

ダーツ

バレルの素材には、ブラス(真鍮)ステンレス、ニッケル、タングステンなどがあります。

スローイング

身体をあまり動かさずに、ひじから先のモーションと手首 のスナツフだけで投げます。
スタンスは右投の場合は右足を前に出して重心をのせます。

ダーツボードのセッティング

ターツボードは、床からボードの中心までの高さが173cmで、20の数字が真上にくるようにセッティングします。スローイングラインは、ボード面から237cm後方になります。

501ゲーム

501ゲームは、2人で互いにダーツを投げて、501点を早く減らしてちょうど0にした方が勝ちというゲームです。

@まず、お互いに1本ずつダーツをボードの真ん中=フルに向かって投げ、フルに近い方が先攻になります。
先攻の人から3本ずつダーツを投げ、ボードに刺さったダーツの得点を、持ち点の501点から引いていきます。

A最後、0点にするときは、必ずダブルリンクにダーツを入れて終わらなければなりません。

ダブルフィニッシュのルール

例えば、残りが40点ならば、1本めのダーツを20のダブルリンクに入れて終わりにできます。また、1本めが20のシングルリンクに入つてしまったら、2本めは10のダブルリンクに入れなければ、終わらせることができません。

Bいくら投げてもお互いがダブルリンクに入らない時は、一番最初の先攻を決めたときのように、ダ一ツを1本ずつ投げフルに近い方を勝ちにします。

スローイング(実際に投げるときの連続動作)

@ユーミング(構え)

まず、狙うポイント個所に目線を合わせます。ゆっくりと肘を、肩から直角に伸ばし、目線のライン上にダーツを持っていき、固定します。

Aテークパック(腕の引き)

構えた位置から、肘を固定したまま腕を引きながら自然に倒し、そのまま手首を折返し、標的と目を結ぶように引き付けます。

Bリリース(投げ放し)

引いてきた腕のカを利用し、その反動に自然のままで肘を固定したまま、腕を前 に突き出す感じで投げます.最初の構えの位置でダーツを放すようにし、扇型の 一定した放物線を描くように、腕の動きを一定にして投げます。

Cフォロースルー(腕の伸ばし)

投げた後の手か、ボードに向かってまっすぐ伸びていることが重要です。手が左 右にブレると、ダーツも左右にブレます。
その時に、指先が狙った個所の真下にくるようにします。

生活や生きがいは

ダーツは室内スポーツだから運動にならない、と思っている人が多いようですが、とんでもない。けっこう運動量もあるんですよ。

ボードの中でも場所によって点数が全然ちがうので、頭の中で暗算します。脳梗塞の予防になるって、皆で言っているのです。

人生経験豊富な人々と接しているだけでも楽しい。月2回ほとんど休まず来てます。温泉旅行も安い所を上手に利用して楽しみにしています。


入会希望者へのメッセージ

高齢化社会となり、定年後も長い人生ですから、より良い、余暇活動で楽しい生活をしていきましょう。

激しい運動ではありませんが、知らず知らずのうちにそれなりに体力を使っているようです。

それに何より良いと思うのは頭を使うことです。複雑な計算が誰でも早くできるようになります。

毎回表を付けて競技をしていますが、これが良い意味で刺激になっています。

では、これから身体と、頭と、心にうるおいを与えるダーツをしましょう。



はじめは、正式な501ゲームを全員参加で行なって、遊び方を一応マスターしました。

次ぎは、アンダーズ・ザ・ハットというゲーム。

前の競技者より得点の高い人が生き残り、最後の一人になった人が勝利者になるサバイバルゲームです。ルールに一発勝負的な面があり、大いに盛り上がりましたが、先生方を差し置いて最後の勝利者は、本日初めてダーツを手にした高橋さんでした。

おわり

文責: 三上卓治
会場写真撮影:橋本 燿
HTML制作、編集、画像データ挿入:大野令治