神田雑学大学11月1日 講義





出演者&楽器の紹介

二年ほど前好評を博したアンデスの響きが、一層重厚な響きで帰ってまいりました。演奏者は、東京大学民族音楽愛好会の面々15名です。部員は約50名だそうです。では、演奏者と楽器の紹介から。

ケーナ

縦笛で素朴なアンデスを吹く風のような音が出る民俗楽器です。

演奏者
青木陽二さん、井久田光弘さん、宇都宮皓一さん、
高橋瑞佳さん


サンポーニャ

インカ帝国時代からある笛で、長さの違う管を並べたもの、音階の異なる二段を分けて吹いたり、二人で合奏するドブレ奏法があります。

サンポーニャの説明を聴く


演奏者
小笠原紀行さん、白谷匡史さん、鈴木孝司さん

チャランゴ

ウクレレとマンドリンのような形の弦楽器。スペイン征服時に現地人がギターを模して作った。ストローク、かき鳴らし、爪弾き等の奏法があります。

チャランゴの紹介を聴く

演奏者
  喜多竜二さん、西園記代子さん、
 芳賀篤史さん
       


ギター

芳賀篤史さん アンデスの音楽のため、舷が柔らかく張ってあり温度湿度に敏感です。

演奏者
児玉英士さん、鈴木浩之さん、山田絵美さん、山本 仁さん


ボンボ

毛皮を張ったボンゴを大きくした打楽器。

演奏者
島田靖之さん

パーカッション

タフチャス
・・・アンデス版マラカス、高音と低音で様々なリズムを打ち出します。

モレナーラ・・・四角の箱型の楽器で、その昔、奴隷が鎖を引き摺って歩いた音を模しています。

パーカッションの説明を聴く




演奏曲目
1.El Condor Pasa (コンドルは飛んでゆく)

2.Los Caporales(牧童頭)
この曲はCaporal(スペイン語の牧童頭の意)というリズムの曲です。


Carnavaltoというアルゼンチンのリズムの曲です。

4.El Sariri(旅人)
旅人の故郷に辿り着く喜びを歌ったTinkuという一拍子系のリズムの曲です。

5.Cori(黄金)
Carnavalというリズムの曲で、ギター、チャランゴニヨルイントロやサンポーニャ、ケーナの掛け合いなど見所満載の楽しい曲です。

6.Cacharpaya del Pasiri(バシリの別れ)   

Sicuriというリズムの行進曲です。この曲ではサンポーニャを二段に分けて吹くドブレ奏法が用いられます。パートナーとの息のあった演奏をお楽しみ下さい。

7.Viva el Carnaval(ヴィヴァ・エル・カルナヴァル)   

Morenadaというリズムの行進曲で「お祭り万歳!」という意味の曲です。

8.Negrita(ネグリータ)    

Taquirariというリズムの曲です。何処か物悲しいながら力強い曲です。心に染み入るメロディをご堪能下さい。

曲名と同じTuntunaというリズムの曲です。サンポーニャ大活躍の曲です。

<休憩>

10.A donde vamos?
(何処へ行こうか)


Troteというリズムの曲です。この曲の聴きところは何といってもギターによるイントロでしょう!! このイントロの格好よさに惹かれて愛好会に入部した人もいるとか居ないとか、、、、?

11.Mama Panchita
(可愛い御母さん)
    
Morenadaのリズムの曲です。

12.Cholita Cochabambina(コチャバンバの娘)   
コチャバンバはボリヴィアの地名で、そこの娘を歌った曲です。
Huaynoというリズムの曲です。

13.Cuando Floresca el Chuno(ジャガイモの花が咲く頃)   
Tobasというリズムの明るい曲想の曲です。でも、コノジャガイモは乾したもので決して芽を出したり花をつける事はありません。つまり、決して来ることのない季節に逢おうと言う哀しい恋の唄なのです。

14.Bailecito Colonial(移民のバイレシート)  
Bailecitoというリズムの舞曲です。

15.Gato Montes(山猫)   
Carnavalというリズムの曲です。終末でサンポーニャとケーナの掛け合いがヒートアップします。

16.El Humahuaqueno(花祭り)
「コンドルは飛んでゆく」と同じく知名度の高い曲です。Carnavalというリズムの曲で、楽しいお祭りの雰囲気を歌った曲は、フィナーレに相応しい曲でしょう。

<アンコール>
17.Encuentros(出逢い)   
同じCarnavalのリズムですが、CoriやGato Montesとは曲調が大分違います。出逢いの楽しさ、そして切なさ、いつか来る別れの予感までも表現している重厚な恋歌です。

18.El Humahuaqueno(花祭り:再演)   

おわりに
アンデスの愛と癒しの響きに酔いしれたあっと言う間の2時間でした。終了後の懇談会も約30名で時間も忘れて交流を深めました。この愛好会の面々は、11月22〜24日の「駒場東大祭」で演奏しますので、奮って御参加下さいと言うメッセージでした。


駒場東大際
11月22〜24日

於:東京大学駒場キャンパス 555教室

9:00〜17:00演奏(予定)

アクセスは京王井の頭線 駒場東大前駅下車

尚、入場無料、入退室自由

皆さん、どうぞよろしく!




文責:鈴木 一郎
写真撮影:橋本 曜
HTML製作:和田 節子