神田雑学大学3月14日 講義

            
アカデミー賞物語5

講師:坂田 純治


目次

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はじめに
第38回(1965年)
第39回(1966年)
第40回(1967年)
第41回(1968年)
第42回(1969年)
第43回(1970年)
第44回(1971年)
第45回(1972年)
第46回(1973年)
第47回(1974年)
第48回(1975年)
第49回(1976年)
第50回(1977年)
第51回(1978年)
第52回(1979年)
第53回(1980年)
第54回(1981年)
第55回(1982年)
第56回(1983年)
第57回(1984年)
第58回(1985年)
第59回(1986年)
第60回(1987年)
第61回(1988年)
第62回(1989年)
第63回(1990年)
第64回(1991年)
第65回(1992年)
第66回(1993年)
第67回(1994年)
第68回(1995年)
第69回(1996年)
第70回(1997年)
第71回(1998年)
第72回(1999年)
第73回(2000年)
第74回(2001年)
 

講師の坂田さん はじめに
坂田純治さんの講座は、2月の続きで最終回です。
今回は1965年(昭和40年)第38回から再論に入りますが、これまで通り話を進めていくとおそらく1980年代前半で終わってしまいます。これより2001年迄は話を飛ばして進めて行きます。

今までのような話の肉付け、この肉を削いで或いは後半の方は作品のタイトルを並べるだけになるかも知れませんが、何とか74回2001年までのお話をもって終了させて戴きます。

又、著作権の問題、映像権問題がありますので、ビデオの上映は4分〜5分、予告編程度の長さにしてありますのでご理解をいただきたい。

「サウンド・オブ・ミュージック」のビデオを観る

第38回1965年(昭和40年)
この年はオスカー・ハーマンスタイン2世とリチャード・ロジャース、名コンビの最後の作品になったブロードウエイ、ヒットミュージカル。1443回のロングランの映画化「サウンド・オブ・ミュージック」である。

この年は「ドクトルジバゴ」と「サウンド・オブ・ミュージック」がそれぞれ8部門がノミネートされた。結局は、「サウンド・オブ・ミュージック」が作品賞を始め5個のオスカー受賞した。

1443回のロングランのブロードウエイで、舞台でマリアの役を演じた舞台女優メリー・マーチンは映画化にあたり年も取ってると言うこともあって、前年「メリーポピンズ」でアカデミー賞を受賞した、ジュリー・アンドリュースが起用された。監督は4年前「ウエストサイド物語」で舞台の映画化、映画的手法を駆使したロバート・ワイズが再び起用され大成功を収めた。

この年はジュリー・アンドリュース、ジュリー・クリスティの二人のジュリーが活躍。ジュリー・クリスティは「ドクトルジバコ」のラーラではなくて、「ダーリング」で主演女優賞を受賞した。

サウンド・オブ・ミュージック 作品賞:「サウンド・オブ・ミュージック」
監督賞:ロバート・ワイズ
主演女優賞:ジュリー・クリスティ(ダーリング)
外国語映画賞:「THE SHOP ON MAIN STREET」チェコスロバキヤ

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「愚か者の船」ビビアン・リーの遺作となった。
「グレートレース」ジャック・レモン、トニー・カーティス
「いそしぎ」エリザベス・テイラー、リチャード・バートンなど。

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「赤ひげ」監督:黒澤明

第39回1966年(昭和41年)
1964年の北爆(ベトナム)開始以来3年、アメリカ国内は反戦風汐が高まりつつありスティーブ・マックインの「砲艦サンパブロ」などは時と所を変えて反戦を伝えたリチャード・アッテンボロー監督の名作である。

「バージニア・ウルフなんかこわくない」ビデを観る

この年の作品賞は“トーマス・モア”の伝記を描いた、舞台劇の映画化「わが命つきるとも」が6個のオスカーを受賞した。一方では「バージニア・ウルフなんかこわくない」ブロードウエイのヒット舞台劇、
舞台も映画も登場人物は二組の夫婦で4人しかいない。結婚20年を迎えた倦怠期夫婦が朝から晩まで口喧嘩ばかり。

エリザベス・テーラーは敢えてこの舞台劇の映画化にあたりチャレンジし、美女のイメージをかなぐり捨てて熱演し見事二回目の主演女優賞を受賞した。ところが、授賞式の後の記者会見で夫役で夫のリチャード・バートンがこの作品で主演男優賞5回目のノミネートだったが落選。エリザベス・テーラーは
アカデミー会員を指し「あの人たちは彼に何か恨みがあるのかしら?」と、夫の為にご機嫌斜めであった。

作品賞:「わが命つきるとも
監督賞:フレッド・ジンネマン(わが命つきるとも)
主演男優賞:ポール・スコフィールド(わが命つきるとも)
主演女優賞:エリザベス・テーラー(バージニア・ウルフなんかこわくない)
助演男優賞:ウォルター・マッソー(恋人よ帰れ!わが胸に)
助演女優賞サンディ・デニス(バージニア・ウルフなんかこわくない)
外国語映画賞:クロード・ルルーシェ(男と女)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「ミクロの決死圏」「野生のエルザ」

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「白い巨塔」原作:山崎豊子、監督:山本薩夫

「招かざる客」ビデオを観る

第40回1967年(昭和42年)
この年は独立プロの傑作、豊作の年であった。この1968年4月4日に黒人運動の主導者マーティン・ルーサー・キングが暗殺された。アカデミー協会は急遽8日の予定を2日間延ばして10日に延期した。

この年からアカデミー協会会長は俳優の“グレゴリー・ペック”に代わった。新会長ペックは、冒頭挨拶で今年は作品賞候補に黒人俳優シドニー・ポワチェ主演「夜の大捜査線」と「招かざる客」の二本が入っていることは亡きキング牧師の努力の結実の証拠であると、満場を粛然とさせた。「夜の大捜査線」は作品賞を始め5個のオスカー、「招かざる客」は主演女優賞など2個のオスカーを受賞した。

夜の大捜査線 作品賞:「夜の大捜査線」
監督賞:マイク・ニコルズ(卒業)
主演男優賞:ロッド・スタイガー(夜の大捜査線)
主演女優賞:キャサリン・ヘップバーン(招かざる客)
助演男優賞:ジョージ・ケネディ(暴力脱獄)
助演女優賞:エステル・バーソンズ(俺たちに明日はない)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「卒業」ダスティン・ホフマン
「キャメロット」ヴァネッサ・レッドグレーヴ
「ドリトル先生不思議なたび」レックス・ハリスン
「モダン・ミリー」ジュリー・アンドリュース など。

アービングGサルバーグ記念賞:アルフレッド・ヒッチコック

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「上意討ち」原作:滝口康彦、監督:小林正樹、
この作品は去年の8月市川団十郎が日本では上演している。

第41回1968年(昭和43年)
この年は、イギリスの名監督キャロル・リードが珍しくミュージカルに挑戦した。「オリバー!」作品賞を始め5個のオスカーを受賞した。この年の珍しいのは、史上初、そしてその後現れていないが主演女優賞が二人生まれた。

約2000人のアカデミー会員が投票するわけだが、全く同点であった。一人はキャサリン・ヘップバーンが「冬のライオン」で三回目の主演女優賞を受賞。もう一人はバーブラ・ストライサンドが「ファニー・ガール」を主演女優賞を受賞。

作品賞:「オリバー!」
監督賞:キャロル・リード(オリバー!)
主演男優賞:クリフ・ロバートスン(まごころを君に)
主演女優賞:キャサリン・ヘップバーン(冬のライオン)
主演女優賞:バーブラ・ストライサンド(ファニー・ガール)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「ロミオとジュリエット」オリビア・ハッセー
「2001年宇宙の旅」スタンリー・キューブリック
「華麗なる賭け」スティーブ・マックインとフェイ・ダナウェイ など。

外国語映画賞:「戦争と平和」(ソ連)監督、出演セルゲイ・ボンダルチュク

受講生因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「神々の深き欲望」監督:今村昌平

「真夜中のカーボーイ」のビデオを観る

第42回1969年(昭和44年)
反戦、ブラックパワー、ヒッピー、ドラックetc・・・、アメリカの生活様式も風俗もすっかり塗り替えられた。女優のジェーン・フォンダも反戦デモに参加して先頭を切ってやり逮捕され大騒ぎになった。

或いは女優のシャロン・テイトは監督の夫が留守中ヒッピーの教祖に惨殺された。そんな背景の中で映画「イージーライダー」が公開され話題になった。更に、「真夜中のカーボーイ」「明日に向かって撃て」「アリスンのレストラン」などいわゆるニューシネマが活発になった年である。

結局作品賞を始め3個のオスカーを受賞したのは「真夜中のカーボーイ」。カーボーイといえばキャリア40年のジョン・ウエインが片目のアイパッチを付け、飲んだくれの保安官役で待望の主演男優賞を受賞した。

授賞式ではバーブラ・スタライサンドがジョン・ウエインにオスカー像を持っていく。彼は涙を流し、そしてスピーチで「こんなことなら30年前からアイパッチを付けておくんだったなぁ」と言ったので会場は大爆笑であった。

勇気ある追跡 ジョン・ウエイン 作品賞:「真夜中のカーボーイ」
監督賞:ジョン・シュレシンジャー
(真夜中のカーボーイ)
主演男優賞:ジョン・ウエイン(勇気ある追跡)
主演女優賞:マギー・スミス(ミス・ブロディの青春)

「勇気ある追跡」のビデオを観る

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「心中天綱島」監督:篠田正浩、岩下志麻、中村吉右衛門

第43回1970年(昭和45年)
この年は作品賞をはじめ7個オスカーを受賞した作品「パットン大戦車軍団」。ここで問題になったのが、パットン将軍を演じたジョージC・スコット。元来舞台の人で少し変人である。

主演男優賞がジョージ・C・スコットに指名され手渡されることになったが、本人は受賞を拒否、代理人さえ授賞式には現れなかった。結局オスカー像はワシントンにある「パットン将軍記念館」に飾られている。

ジョージ・C・スコットは「アカデミー賞は俳優達を競争させる堕落の祭りである」と言明している。もう一つ話題になった作品に「大空港」がある、その中でただ乗り常習のおばあさん役のヘレン・ヘイズ、当時71歳が助演女優賞を受賞している。彼女はブロードウエイのファーストレディと呼ばれる大女優である。40年前1931年に一度主演女優賞を受賞している。

作品賞:「パットン大戦車軍団」
監督:フランクリン・J・シャフナー(パットン大戦車軍団)
主演男優賞:ジョージC・スコット(パットン大戦車軍団)
主演女優賞:グレンダ・ジャクソン(恋する女たち)
助演女優賞:ヘレン・ヘイズ(大空港)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「マッシュ」「トラトラトラ」「ある愛の詩」など。

名誉賞:オーソン・ウエルズ、リリアン・ギッシュ

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「家族」監督:山田洋次

第44回1971年(昭和46年)
この年のアカデミー賞授賞式は、史上でもっとも感動的な式であった。と言うのは赤狩りで追放されて20年ぶりでハリウッドへ里帰りしようかと逡巡していたチャールズ・チャプリンに対して、アカデミー協会は名誉賞を贈りたいとスイスの彼のもとへ招待状を出した。

72歳のチャップリンは20年ぶりにアメリカに戻ってきた。式場ではスタンディングオベーションが起こり、全員が立ち上がり拍手でチャップリンを迎えた。

「フレンチ・コネクション」のビデオを観る

作品賞:「フレンチ・コネクション」
監督賞:ウイリアム・フリードキン(フレンチ・コネクション)
主演男優賞:ジーン・ハックマン(フレンチ・コネクション)
主演女優賞:ジェーン・フォンダ(コールガール)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「ホスピタル」「ニコライとアレクサンドラ」「黒いジャガー」
「屋根の上のバイオリン弾き」など。

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「儀式」監督:大島渚

第45回1972年(昭和47年)
これまではタブー視されていたマフィヤの世界を描いた「ゴッドファザー」が作品賞をはじめ三賞オスカーを受賞した。マーロン・ブランドはこの作品で二度目の主演男優賞を受賞したが、テレビや映画に描かれているインディアンの取り扱い方が不当だとして、オスカー像を受け取ることを拒否した。

そんな中でこの日の圧巻は10個ノミネートされ、8個のオスカーを受賞したのは、ミュージカルの映画化「キャバレー」であった。これは主演女優のライザ・ミネリの力である。

「キャバレー」のビデオを観る

ライザ・ミネリという人は「巴里のアメリカ人」とか「恋の手ほどき」の監督をしたビンセント・ミネリーと名女優ジュリー・ガーランドの娘である。お母さんのジュリー・ガーランドは異常なくらいにオスカーを欲しがったが、三回ノミネートされたものの一度も受賞することもなくこの世を去った。

「キャバレー」ライザ・ミネリー 作品賞:「ゴッドファーザー」
監督賞:ボブ・フォッシー(キャバレー)
主演男優賞:マーロン・ブランド(ゴッドファーザー)
主演女優賞:ライザ・ミネリ(キャバレー)
助演男優賞:ジョエル・グレイ(キャバレー)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「ポセイドン・アドベンチャー」
「候補者ビルマッケイ」ロバート・レッドフォード など。

名誉賞:エドワード・G・ロビンソン
外国語映画賞:「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」(フランス)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「忍ぶ川」原作:三浦哲郎、監督:熊井啓

第46回1973年(昭和48年)
ニクソン大統領のウォーターゲート事件でアメリカは沸き返っていた。作品賞をはじめ7個のオスカーに輝いたのは「スティング」である。ジョージ・ロイ・ヒル監督で、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのトリオである。

それから、ピーター・ボグダノビッチ監督が「ペーパームーン」という作品を発表した。主演はライアン・オニール、その娘テイタム・オニールは9歳でアカデミー賞の最年少記録を作った。

この受賞作品「スティング」も「ペーパームーン」も詐欺師を主人公にしていたところから、マスコミは“オスカーを騙しあいで取った”と報じた。この年はいよいよジャック・レモンが大スターに仲間入りで主演男優賞を受賞した。

ペイパームーン 作品賞:「スティング」
監督賞:ジョージ・ロイ・ヒル(スティング)
主演男優賞:ジャック・レモン(セイブ・ザ・タイガー)
主演女優賞:グレンダ・ジャクソン(ウイークエンド・ラブ)
助演男優賞:ジョン・ハウスマン(ペーパーチェイス)
助演女優賞:テイタム・オニール(ペーパームーン)

他にこの年のアカデミーがらみの話題作品は
「アメリカン・グラフティ」ではジョージ・ルーカス監督が登場。
「叫びとささやき」監督:イングマル・ベルイマン
「エクソシスト」監督:ウイリアム・フリードキン
「追憶」音楽賞:マーヴィン・ハムリッシュ
外国語映画賞:「アメリカの夜」(フランス)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「津軽じょんがら節」監督:斉藤耕一

●「ペーパームーン」のビデオを観る

<<休憩>>

第47回1974年(昭和49年)
この年の作品賞は「ゴッドファーザーPART2」で6個のオスカーを受賞。「続編は不評だ!」という伝説を覆した。

作品賞:「ゴッドファーザーPART2」
監督賞:フランシス・フォードコッポラ(ゴッドファーザーPART2」
主演男優賞:アート・カーニー(ハリーとトント)
主演女優賞:エレン・バースティン(アリスの恋)
助演男優賞:ロバート・デ・ニーロ(ゴッドファーザーPART2)
助演女優賞:イングリッド・バーグマン(オリエント急行殺人事件)

他にこの年のアカデミー賞がらみの話題作品は
「タワーリング・インフェルノ」「チャイナタウン」
「大地震」「華麗なるギャッビー」 など。

「オリエント急行殺人事件」で助演女優賞を受賞したバーグマンはインタビューで、一ランク下の賞ですが感想はと聞かれ、キッ!として「大変光栄に思っております、私だって歌唱賞を取るかも知れませんもの」と答え、記者連中を唖然とさせた。

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「サンダンカン八番娼館/望郷」

 
“以降は時間の関係で受賞作品と、受賞俳優賞のみ読み上げます。”


第48回1975年(昭和50年)
この年は「カッコーの巣の上で」アメリカは建国200年ということでお祭り騒ぎであった。

カッコーの巣の上で ジャック・ニコルソン 作品賞:「カッコーの巣の上で」
監督賞:ミロス・フォアマン(カッコーの巣の上で)
主演男優賞:ジャック・ニコルソン(カッコーの巣の上で)
主演女優賞:ルイーズ・フレッチャー(カッコーの巣の上で)
助演男優賞:ジョージ・バーンズ(サンシャイン・ボーイズ)
助演女優賞:リー・グラント(シャンプー)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「ある映画監督の生涯」監督:新藤兼人

「カッコーの巣の上で」のビデオを観る。

第49回1976年(昭和51年)
作品賞:「ロッキー」
監督賞:ジョン・G・アビルドセン(ロッキー)
主演男優賞:ピーター・フィンチ(ネットワーク)
主演女優賞:フェイ・ダナウェイ(ネットワーク)
助演男優賞:ジェイソン・ロバーツ(大統領の陰謀)
助演女優賞:ベアトリス・ストレート(ネットワーク)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「青春の殺人者」監督:長谷川和彦、水谷豊、原田美枝子

「ロッキー」のビデオを観る。

第50回1977年(昭和52年)
作品賞:「アニー・ホール」
監督賞:ウッディ・アレン(アニー・ホール)
主演男優賞:リチャード・ドレイファス(グッバイ・ガール)
主演女優賞:ダイアン・キートン(アニー・ホール)
助演男優賞:ジェイソン・ロバーツ(ジュリア)
助演女優賞:バネッサ・レッドグレー(ジュリア)

因みに日本映画キネマベストワンは
「幸せの黄色いハンカチ」監督:山田洋次、高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢

第51回1978年(昭和53年)
作品賞:「ディア・ハンター」
監督賞:マイケル・チミノ(ディア・ハンター)
主演男優賞:ジョン・ボイト(帰郷)
主演女優賞:ジェーン・フォンダ(帰郷)
助演男優賞:クリストファー・ウォーケン(ディア・ハンター)
助演女優賞:マギー・スミス(カルフォルニア・スイート)

因みに日本映画キネマ旬報は
「サード」監督:東陽一

第52回1979年(昭和54年)
「クレイマー・クレイマー」ダスティン・ホフマン 作品賞:「クレイマー・クレイマー」
監督賞:ロバート・ベントン(クレイマー、クレイマー)
主演男優賞:ダスティン・ホフマン(クレイマー・クレイマー)
主演女優賞:サリー・フィールド(ノマ・レイ)
助演男優賞:メルビン・ダグラス(チャンス)
助演女優賞:メリル・ストリーブ(クレイマー・クレイマー)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「復讐するは我にあり」監督:今村昌平、緒方拳、三國連太郎

「クレイマー・クレイマー」のビデオを観る。

第53回1980年(昭和55年)
作品賞:「普通の人々」
監督賞:ロバート・レッドフォード(普通の人々)
主演男優賞:ロバート・デ・ニーロ(レイジング・ブル)
主演女優賞:シシー・スペイセク(歌え!ロレッタ愛のために)
助演男優賞:ティモシー・ハットン(普通の人々)
助演女優賞:メアリー・スティーンバーゲン(メルビンとハワード)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「ツィゴイネルワイゼン」監督:鈴木清順、原田芳雄、大谷直子

第54回1981年(昭和56年)

黄昏 作品賞:「炎のランナー」
監督賞:ウォーレン・ビーティ(レッズ)
主演男優賞:ヘンリー・フォンダ(黄昏)
主演女優賞:キャサリン・ヘップバーン(黄昏)
助演男優賞:ジョン・ギールグッド(ミスター・アーサー)
助演女優賞:モーリン・ステイブルトン(レッズ)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「泥の河」監督:小栗康平、田村高廣、藤田弓子

「黄昏」のビデオを観る。

第55回1982回(昭和57年)
作品賞:「ガンジー」
監督賞:リチャード・アッテンボロー(ガンジー)
主演男優賞:ベン・キグスレー(ガンジー)
主演女優賞:メリル・ストリーブ(ソフィーの選択)
助演男優賞:ルイス・ゴセットJr(愛と青春の旅立ち)
助演女優賞:ジェシカ・ラング(トッツイ)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「蒲田行進曲」監督:深作欣ニ、松坂慶子、風間杜夫

「愛と追憶の日々」デブラ・ウインガー 第56回1983年(昭和58年)
作品賞:「愛と追憶の日々」
監督賞:ジェームズ・L・ブルックス(愛と追憶の日々)
主演男優賞:ロバート・デュバル(テンダー・マーシー)
主演女優賞:シャーリー・マクレーン(愛と追憶の日々)
助演男優賞:ジャック・ニコルソン(愛と追憶の日々)
助演女優賞:リンダ・ハント(危険な年)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「家族ゲーム」監督:森田芳光、松田優作、伊丹十三

「愛と追憶の日々」のビデオを観る。

第57回1984年(昭和59年)
作品賞:「アマデウス」
監督賞:ミロス・フォアマン(アマデウス)
主演男優賞:F・マリー・エイブラハム(アマデウス)
主演女優賞:サリー・フィールド(ブレイス・イン・ザ・ハート)
助演男優賞:ハイン・S・ニュール(キリング・フィールド)
助演女優賞:ペギー・アシュクロフト(インドへの道)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「お葬式」監督:伊丹十三、山崎努、宮本信子

第58回1985年(昭和60年)
作品賞:「愛と哀しみの果て」
監督賞:シドニー・ボラック(愛と哀しみの果て)
主演男優賞:ウイリアム・ハート(蜘蛛女のキス)
主演女優賞:ジュラルディン・ペイジ(バウンティフルへの旅)
助演男優賞:ドン・アメチー(コクーン)
助演女優賞:アンジェリカ・ヒューストン(女と男の名誉)
衣賞デザイン賞:和田エミ(乱)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「それから」監督:藤田芳光、松田優作、藤谷美和子

「乱」のビデオを観る。

第59回1986年(昭和61年)
「プラトーン」ウイレム・デフォー 作品賞:「プラトーン」
監督賞:オリバー・ストーン(プラトーン)
主演男優賞:ポール・ニューマン(ハスラー2)
主演女優賞:マーリー・マトリン(愛は静けさの中で)
助演男優賞:マイケル・ケイン(ハンナとその姉妹)
助演女優賞:ダイアン・ウィースト(ハンナとその姉妹)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「海と毒薬」監督;熊井啓、奥田瑛二

「プラトーン」のビデオを観る。

第60回1987年(昭和62年)
作品賞:「ラスト・エンペラー」
監督賞:ベルナルド・ベルトルッチ(ラスト・エンペラー)
主演男優賞:マイケル・ダグラス(ウォール街)
主演女優賞:シェール(月の輝く夜に)
助演男優賞:ション・コネリー(アンタッチャブル)
助演女優賞:オリンビア・デュカキス(月の輝く夜に)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「マルサの女」監督:伊丹十三、山崎努、宮本信子

「ラストエンペラー」のビデオを観る。

第61回1988年(昭和63年)
作品賞:「レインマン」
監督賞:バリー・レビンソン(レインマン)
主演男優賞:ダスティン・ホフマン(レインマン)
主演女優賞:ジョディ・フォスター(告発の彼方)
助演男優賞:ケビン・クライン(ワンダとダイヤと優しい奴ら)
助演女優賞:ジーナ・デイビス(偶然の旅行者)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「となりのトトロ」監督・脚本:宮崎駿
「明 日」監督:黒木和雄

第62回1989年(平成元年)
作品賞:「ドライビング Miss デイジー」
監督賞:オリバー・ストーン(7月4日に生まれて)
主演男優賞:ダニエル・デイ・ルイス(マイ・レフト・フット)
主演女優賞:ジェシカ・ダンディ(ドライビング Miss デイジー)
助演男優賞:デンゼル・ワシントン(グローリー)
助演女優賞:ブレンダ・フレッカー(マイ・レフト・フット)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「黒い雨」監督:今村昌平、田中好子、市原悦子

「ドライビング Miss デイジー」のビデオを観る。

第63回1990年(平成2年)
作品賞:「ダンス・ウイズ・ウルブス」
監督賞:ケビン・コスナー(ダンス・ウイズ・ウルブス)
主演男優賞:ジェレミー・アイアンズ(運命の逆転)
主演女優賞:キャッシー・ベイツ(ミザリー)
助演男優賞:ジョー・ペシ(グッドフェローズ)
助演女優賞:ウッピー・ゴールドバーグ(ゴースト/ニューヨークの幻)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「櫻の園」監督:中原俊、中島ひろ子

第64回1991年(平成3年)
作品賞:「羊たちの沈黙」
監督賞:ジョナサン・デミ(羊たちの沈黙)
主演男優賞:アンソニー・ホプキンス(羊たちの沈黙)
主演女優賞:ジョディ・フォスター(羊たちの沈黙)
助演男優賞:ジャック・パランス(シティー・スリッカーズ)
助演女優賞:マーセデス・ルール(フィッシャーキング)

「羊たちの沈黙」のビデオを観る。

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「息子」監督:山田洋次、三國連太郎

第65回1992年(平成4年)
作品賞:「許されざる者」
監督賞:クリント・イーストウッド(許されざる者)
主演男優賞:アル・パチーノ(セント・オブ・ウーマン夢の香り)
主演女優賞:エマ・トンプソン(ハワーズ・エンド)
助演男優賞:ジーン・ハックマン(許されざる者)
助演女優賞:マリサ・トメイ(いとこのビニー)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「シコふんじゃった」監督:周防正行、本木雅弘

第66回1993年(平成5年)
作品賞:「シンドラーのリスト」
監督賞:スティーブン・スピルバーグ(シンドラーのリスト)
主演男優賞:トム・ハンクス(フィラデルフィア)
主演女優賞:ホリー・ハンター(ピアノ・レッスン)
助演男優賞:トミー・リー・ジョーンズ(逃亡者)
助演女優賞:アンナ・パキン(ピアノ・レッスン)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「月はどっちに出ている」監督:崔洋一、岸谷吾朗、ルビー、モレノ

●「シンドラーのリスト」のビデオを観る。

第67回1994年(平成6年)
作品賞:フォーレスト・ガンプ一期一会
監督賞:ロバート・ゼメキス(フォレスト・ガンプ一期一会)
主演男優賞:トム・ハンクス(フォレスト・ガンプ一期一会)
主演女優賞:ジェシカ・ラング(ブルー・スカイ)
助演男優賞:マーティン・ランドー(エド・ウッド)
助演女優賞:ダイアン・ウィースト(ブロードウエイと銃弾)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「全身小説家」監督:原一男、井上光晴

●「フォーレスト・ガンプ一期一会」のビデオを観る。

第68回1995年(平成7年)
作品賞:「ブレイブハート」
監督賞:メル・ギブソン(ブレイブハート)
主演男優賞:ニコラス・ケイジ(リービング・ラスベガス)
主演女優賞:スーザン・サランドン(デドマン・ウォーキング)
助演男優賞:ケビン・スペイシー(ユージュアル・サスペクツ)
助演女優賞:ミラ・ソルビーノ(誘惑のアフロディーテ)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「午後の遺言状」監督:新藤兼人、杉村春子

第69回1996年(平成8年)
作品賞:「イングリッシュ・ペイシェント」
監督賞:アンソニー・ミンゲラ(イングリッシュ・ペイシェント)
主演男優賞:ジェフリー・ラッシュ(シャイン)
主演女優賞:フランシス・マクドーマンド(ファーゴ)
助演男優賞:キューバ・グッディング・Jr(ザ・エージェント)
助演女優賞:ジュリエット・ビノシュ(イングリシュ・ペイシェント)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「Shall we ダンス?l監督:周防正行、役所広司、草刈民代

第70回1997年(平成9年)
作品賞:「タイタニック」
監督賞:ジェイムズ・キャメロン(タイタニック)
主演男優賞:ジャック・ニコルソン(恋愛小説家)
主演女優賞:ヘレン・ハント(恋愛小説家)
助演男優賞:ロビン・ウィリアムス(グッド・ウィル・ハンティング旅立ち)
助演女優賞:キム・ベイシンガー(L・A・コンフィデンシャル)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「うなぎ」監督:今村昌平、役所広司

「タイタニック」のビデオを観る。

第71回1998年(平成10年)
作品賞:「恋に落ちたシェイクスピア」
監督賞:スティーブン・スピルバーグ(プライベート・ライアン)
主演男優賞:ロベルト・ベニーニ(ライフ・イズ・ビューティフル)
主演女優賞:グウィネス・バルトロウ(恋に落ちたシェイクスピア)
助演男優賞:ジェームズ・コバーン(アフリクション)
助演女優賞:ジュディ・デンチ(恋に落ちたシェイクスピア)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「HANA−BI」監督:北野武、ビートたけし、岸本加代子

「プライベート・ライアン」のビデオを観る。

第72回1999回(平成11年)
作品賞:「アメリカン・ビューティー」
監督賞:サム・メンデス(アメリカン・ビューティー)
主演男優賞:ケビン・スペイシー(アメリカン・ビューティー)
主演女優賞:ヒラリー・スワンク(ボーイズ・ドント・クライ)
助演男優賞:マイケル・ケイン(サイダー・ハウス・ルール)
助演女優賞:アンジェリーナ・ジョリー(17歳のカルテ)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「あ、春」監督:相米慎二、佐藤浩市、斉藤由貴

第73回2000年(平成12年)
作品賞:「グラディエーター」
監督賞:スティーブン・ソダーバーグ(トラフィック)
主演男優賞:ラッセル・クロウ(グラディエーター)
主演女優賞:ジュリア・ロバーツ(エリン・ブロコビッチ)
助演男優賞:ベニチオ・デル・トロ(トラフィック)
助演女優賞:マルシア・ゲイ・ハーデン(ボロック)

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「顔」監督:阪本順治、藤山直美

第74回2001年(平成13年)
作品賞:「ビューティフル・マインド」
監督賞:ロン・ハワード(ビューティフル・マイド)
主演男優賞:デンゼル・ワシントン(トレーニング・デイ)
主演女優賞:ハリー・ベリー(チョコレート)
助演男優賞:ジム・ブロードベント(アイリス)
助演女優賞:ジェニファー・コネリー(ビューティフル・マインド)
美術デザイン・衣賞賞(ムーラン・ルージュ)

「ムーラン・ルージュ」のビデオを観る。

因みに日本映画キネマ旬報ベストワンは
「GO」監督:行定 勲

                            −おわりー
                     

* 上映作品の製作配給会社 * 参考文蔵版社
 M.C.M  集英社
 20C.FOX  講談社
 W.B  新潮社
 PARAMOUNT  中央公論新社
 CORAMBIA  創元社
 UNIVERSAL  白水社
 R.K.O  岩波書店
 U.A  秋田書店
 セルズニック  近代映画社
 東宝東和 ほか  キネマ旬報社 ほか  



会場写真撮影:橋本 曜
文責: 和田節子
HTML製作:和田 節子