神田雑学大学2004年5月14日 第214回講演録録


 

イタリア山上都市からの検証A LITTLE LIFE(清貧)

講師 大倉 康範 さん



講師のコメント

「イタリア山上都市からの検証」A Little Life(清貧) 

 ミラノ、ローマは、近代化の恩恵を受け華やかな近代都市に変身したが、イタリアには成長と開発が困難なため近代文明から見放され町や都市がある。イタリアが貧しかった時代、このような都市はより貧しくなり、町を近代化する資金も無かったため、中世以来の町がそのままに残った。いま、これらの貧しい町は、私たちに21世紀の指標となる思想をささやき始めた。
 近代都市文明は、永遠に持続可能な文明ではない。
21世紀を迎えた今、近代文明によって傷つけられた地球の姿を、多くの人々が認識できる時代となった。
私たちは、今、新たに幸福と平和感の定義である文化を見直さなければならない時期にあるといえる。この思考すべき新しい文化を、イタリアの山上都市から考察してみた。

写真・HTML:大倉康範 文:石田勘平 会場写真:橋本曜 構成:山本啓一