2006年10月27日 神田雑学大学5周年記念放談会


夕方6時神田ジョナサンに集まったメンバーは38名、古井さんの司会で初めは厳粛に始まった。まず鈴木理事長のご挨拶、三上会長の乾杯、そして雑学博士学位授与式と続いた。今回の晴れある第一回雑学博士の名誉は我等が鶏博士、得猪外明氏に決定、学位記と呼ぶのだそうだが金色に輝く記念盾が授与され、副賞に橋本曜氏制作の新任博士称号入り名刺、角帽姿の記念写真が贈呈された。式典後得猪さんより謝辞とともに下記のような内容の記念講演があった。
『一万3000年前、大陸と日本は陸続きで、考古学的に見るとすでに文化が発達し、人々は自由に会話をしていたらしい。しかしどんな言葉をしゃべっていたかは誰も知る由もない。日本語に特徴的な擬態語、例えば泣くにしても「さめざめ」泣くとか「しくしく」泣くとか「おいおい」泣くとか「うるうる」泣くとか、同じ言葉の繰り返しを使ったこういう擬態語がどこから伝わってきたのか、日本語のルーツは謎のままである。最近のDNA研究の結果日本人のおおもとはモンゴルの先のバイカル湖付近の人間ではないかと言われているが、この人たちが一たん南に下がって南の方から日本に北上してきたのか、直接朝鮮半島を渡って来たのかはわかっていない。しかし骨格などで見ると縄文から弥生への以降時期に大きく骨格が変化しており、この時期にそれまでの言葉も大きく変化したことが推測される。
自分はそういう擬態語,擬声語の研究を行い、日本語のルーツ、ひいては日本人のルーツの研究を行いたいと思って取り組んでいる。まあそういう決定的証拠のない世界だからこそ、もっともらしく調べ仮設を立てることが可能なわけで、まさに楽しみで行う雑学なのである。云々』
格調高い記念講演終了後各人2分ということで、放談会が行われた。もうわいわいがやがやの世界となり、南極の話しあり、癌の薬の話しあり、パンの話しあり、健康法の話しあり、卒業論文に神田雑学大学を選んでいる女子大生のスピーチもあり、皆さん自己紹介だけでも面白い話で盛り上がった2時間であった。