平成19年1月19日神田雑学大学定例講座NO343





講師 飯塚 真由美





目次

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旅の感動は段取り次第(準備編)
1. 旅の感動は出発前のダンドリにかかっています
2. 知れば知るほど感動は深まる
3. 旅先が舞台になった作品を読もう
4. 現地の人と打ち解ける殺し文句とは?
5. 旅のお役立ちグッズ
6. こだわりをリクエストしてみよう

旅先の感動をより深めるために(現地編)
1. 重〜い鞄をさげていませんか?
2. 現地ガイドは情報の宝庫
3. ツアーの食事だからって諦めていませんか?
4. 自分の言葉で書きとめよう
5. 民族舞踊ショーは「必ず」飛び入り参加する
6. お土産の呪縛

感動を共有しよう(帰国後編)
1. アルバム活性化作戦
2. あなたの旅を知りたい人がいます
3. 今回の旅をテーマにしたパーティーはいかが? 〜 感動をおすそわけ




■はじめに 〜 私と海外旅行

はじめての海外旅行は、中学卒業の時のシンガポールでした。その旅行の時は早く家に帰りたかったのを覚えています。当時はこれほど旅行好きになるとは予想もしませんでした。大学で旅行業界に興味を持ち、卒業後旅行会社に就職するも、海外旅行とは無縁な訪日外国人受入部門でほぼ10年を過ごしました。

その間、お得に海外旅行に行けるチャンスを十二分に活用したり、溜まったマイレージを使ったりと、盛んに海外に出かけていました。これまでの海外旅行回数は58回を数えます。ユースホステルから豪華ホテルのスイートルームまで、あらゆるクラスも体験してきました。58回のうち仕事で海外に行ったことは無く、いわばすべてお客として体験してきた事を通して本日のお話をさせていただきたいと思います。

気ままな旅にも大変憧れていますが、現実には多くの人が何日に出発して何日に帰国する、といった具合に時間が限られている旅をなさっているのではないでしょうか?そこで今日は主に時間が限られた旅を存分に楽しむテクニックをご紹介したいと思います。

旅の感動は段取り次第(準備編)
1.旅の感動は出発前のダンドリにかかっています
準備の段階の大切さについてお話致します



こんな心当たりはありませんか?
「古い建物や遺跡ばかりで、皆同じに思えてきた。」
「明日はどこに連れていかれるんだっけ?」



フランスを旅行中、ホテルの朝食でツアー参加のお客様に話しかけました。
今日はどちらに?と聞いても「うーん・・・添乗員さんに聞かないと」じゃ昨日はどこに?「えーっと、どこだっけ?」なぜこうなるのでしょう?添乗員さん任せだからです。「どこか良いところを見繕ってつれてってくれる」と思っているから。もったいない!自分から見たい・知りたいという気持ちが働かないと旅は全く印象に残らない、感動の無いものになってしまいます。では、感動を倍増するにはどうしたら良いのでしょう?

2.知れば知るほど感動は深まる
●下調べの量は感動の量に比例する
例えば、トルコのイスタンブールのアヤ・ソフィア(写真)。前に立って、二人の人がこの建物を見ていたとします。それぞれどんなことを考えるでしょうか?

下調べをしないでやって来たAさん→ああキレイだな。大きいな。
この建物の歴史を知ってから来たBさん→もともとはキリスト教の一大勢力を誇った教会で、イスラム教徒との壮絶な攻防戦があってイスラム教のモスクに変えられたんだ。戦いでこの周りでも沢山人が死んだのだろうな・・・と、色々想像しているはずです。

Aさんはただ建物を「もの」として見ただけ、それに対してBさんは建物を歴史の証人として見ています。出発前の準備次第で、Bさんは隣でただ見ているAさんの何倍も、感動することができるのです。


*法則:
知れば知るほど感動は深まる
予備知識があるほど見るものが訴えかける力は強くなる



●行き当たりばったりの悲劇
「行き当たりばったりで旅するのが楽しいんだよ。何も計画せずに」という声も聞きます。行き当たりばったりは、きままで響きの良い言葉ですが、滞在時間が限られた旅では、大切なものを見そびれる危険、それから大切な時間を奪う危険を持っています。時間もお金もありあまるほどある、という人なら話は別ですが、「それでも」海外で過ごす時間は貴重です。できればさまよう時間は、別の本当に自分がやりたいことにあてることをお勧めします。

悲劇1: 美術館を見ようと思ってこの町に来たのに閉館日だった。
悲劇2: ミニバスで巡るオプショナルツアー、現地についてから予約したら満席。
悲劇3: 評判のレストランに来たら定休日。

この手の悲劇は事前に調べることである程度避けられます。はるばる来たのですから、十二分に満喫して帰らないともったいない。がっかりしている時間は惜しいのです。

例えば現地についてからホテルを探すとします。ツーリストインフォメーションに行くなり、客引きと交渉するなり。少なく見積もっても、探す〜悩む〜決める〜予約するという余計な時間が必要です。さらには「もらった地図で着けるのだろうか?」といった不安も付きまといます。そういった不安な時ほど同行者と喧嘩もしやすいものです。事前に手配していれば、ホテルに直行してバルコニーでその時間でビールの1杯でも飲んで寛げますね。私なら、日本でできること、例えばホテルの予約や現地ツアーの予約は極力済ませて行くようにします。

*テクニック: 出発前に調べよう・済ませよう

どうやって調べる?
情報収集、どうしていますか? まずお勧めしたいのが「旅の図書館」です。
ガイドブックはもちろん、旅行特集の雑誌のバックナンバー、旅行記、航空会社の機内誌に至るまで、あらゆる旅の情報が集められています。例えば昔雑誌で見た旅行特集、旅行することにしたからまた見たい、そんな希望も叶います。
東京駅八重洲口を出て左 第二鉄鋼ビル 地下1階 平日(土日祝休)10:00〜17:30 貸出無  (コピー可)

情報収集の方法(インターネット)
旅の情報収集から予約・支払まで、すべてがインターネットでできるような時代になりました。あふれる情報を取捨選択するほうが難しいくらい。
お勧めするウェブサイトは、旅行してきた人の「クチコミ情報」が反映されるものです。なぜお勧めするかというと、2つのポイントがあります。1つ目は情報が新鮮なこと。2つ目は「本音」が語られていること。主観で書くのでいいことも悪いことも書かれる場合があります。 (個人の感想は人それぞれなので、鵜呑みにしないことも大切です。)

具体的なお勧めサイトをご紹介します。
@フランス: 「フランスツーリズム情報局」 http://www.france-tourisme.net/

A韓国 他アジア都市: 
「ソウルナビ」に代表される「ナビ」シリーズ。 http://www.seoulnavi.com/
(ソウルをはじめ、アジア各都市の「○○ナビ」があります。)

他の地域に関しては、地域名に加え「クチコミ」などのキーワード検索でヒットしたものを探すと良いでしょう。

情報が少ない場合、行く国のyahoo!を使って検索してみるのはいかがでしょう。日本のyahoo!のトップページの下のほうに、「世界のyahoo!」という箇所があります。ここから調べる国のyahoo!を探してみましょう。例えば、こんど泊まるホテル、日本語のウェブサイトでは今ひとつ情報が少ない(特に画像が少ない場合が多いですね)、といった場合に役立ちます。画像が豊富なことが多いので、より具体的にイメージをつかめると思います。

私はmixiなどのSNSの「コミュニティ」を使って情報を集めることもあります。現地情報を集める場合、旅行好きな人が集まるコミュニティよりも、その土地在住や出身の人の多い、いわば県人会のようなコミュニティで質問したほうが、より深い情報が得られます。

興味の対象が見えてきましたか?
色々と調べていくうちに、行ったら「是非これを見たい、これをしたい、これを食べたい」といったものが出てくるはずです。この町にいったらこれは外せない、そんなこだわりが持てるようになれば旅の印象と感動はぐっと深くなるでしょう。出発まで、興味を持ったことについて徹底的に調べましょう。

3.旅先が舞台になった作品を読もう
下調べに加えてお勧めなのが、旅先が舞台になった作品を読んだり映画を見たりすることです。必ず行く「前」にすることが肝心です。なぜなら、現地に行って見覚えのある場所が出てきたら「よーく」見て「よーく」考えるからです。主人公と同じ眺めを見ていると思ってその場に立ちましょう。1つだけお勧めを。私が旅好きな人に聞いたところ、推薦する人が一番多かった作品です。トルコに旅行をするときには是非読んでお出かけ下さい。
「コンスタンティノープルの陥落」 
著: 塩野七生(新潮文庫)

4. 現地の人と打ち解ける殺し文句とは?
現地の人とのちょっとしたやりとりが思い出に残っている、ということがありませんか?英語は多くの旅先では現地の人にとっても外国語です。私達と同じように苦手意識を持っています。英語圏以外の国を旅する中で、一番効き目のあったフレーズは何だと思いますか?私はこれだと思います。

『私は○○語を勉強しています』 *○○にはその国の言葉が入ります。
このフレーズを現地語で発した途端、相手が笑顔になって距離が縮まるのが分かりました。オマケしてもらったこともありました。言葉を勉強する、つまり相手の国のことを知ろうとしているという姿勢が伝わるんだと思います。こんにちはとありがとうしか知らなくても、こんなこと言っていいのでしょうか? いいのです。たった2つでも立派な「勉強」です。
では、ちょっと練習してみましょう。後について発音してみてください。


『私は○○語を勉強しています』
スペイン語: エストゥディオ エスパニョール
フランス語: ジェトゥディ ル フランセーズ
イタリア語: ストゥディオ リタリアーノ
韓国語: チョヌン ハングンマルル コンブハゴ イッソヨ


5.旅のお役立ちグッズ
私が持っていって重宝しているものをご紹介します。

●タオルスリッパ
日本のホテルでもらって帰ったもの
機内で履く他、現地のホテルで靴を脱いで寛ぎたいときに重宝。特にお風呂上りはさっぱりして便利です。

●アロマオイル
香りの療法、アロマテラピーを以前勉強したことがあり、その中で旅行中に役立ちそうなアロマオイルを選んでお持ちしました。

ペパーミント: 時差ぼけ・頭痛・乗物酔い
ラベンダー: 快眠(時差ぼけ対策に)

お湯に入れて蒸気を吸い込む、足湯や手湯、お風呂に、などが本来の使い方ですが、旅先ではちょっと面倒ですね。そこで旅先での手軽な使い方として、何滴かたらしたティッシュペーパーを持ち歩くことをお勧めします。

●フィルムケース
普段使っている化粧品を小分けにして入れたり薬を入れたり。
上からマジックで書ける・使い終わったら気軽に捨てて来られるのが利点。
海の砂を持って帰りたい時にも役立ちます。

●青竹
旅行の間は知らず知らずの間に沢山歩いているので足が疲れます。
ホテルについたら一番じっとしている時間の長い、洗面台の下にセット。歯磨きしながら、鏡に向かいながら踏みましょう。100円ショップのものだったら帰りに荷物が多くなって捨てて来ても良いのでは?

●ファスナー付ビニール袋
現地で買ったチーズやオリーブ、1度で食べきれない量のことが多いですね。食べかけを入れておけば、水分も油も匂いも気にせず運べます。ホテルではそのまま冷蔵庫に入れておいて、食べかけを列車で食べたりするのはなかなか楽しいものです。
こまごました紙ものの整理や・乾きかけの洗濯物を運ぶのにも役立ちます。

6.こだわりをリクエストしてみよう

●ツアーの場合
安いツアーなのに、リクエストをガンガンするというのは正直なところ気が引けます。リクエストを受ける側もトライはしてくれるとは思いますが、要望にこたえられる保障はないという「ダメモト」を前提としてましょう。

例:うちの父は飛行機にのると外ばっかり見ていてオーロラが見えた、なんて喜んでいます。国際線区間はできれば窓側の席をいただきたいのですが。このリクエストをするのに一番良いタイミングはいつだと思いますか?

A) ツアー申込時に旅行会社に
B) 出発前に添乗員から電話があった時に
C) 当日 空港で添乗員と最初に会った時に

実はこちらは先ほどご紹介したmixiを使って、現役添乗員の人々に回答してもらいました。一番ありがたいのはA)のツアー申込時に旅行会社に だそうです。時間的に一番遅いタイミングとなるC)の場合はリクエストのかなう可能性は低くなるそうです。

*ツアーで希望を叶えるテクニック: 早い段階でリクエストする

個人旅行の場合
こだわりたいところがあれば、遠慮なくリクエストしましょう。こだわりのある人こそ、個人旅行がお勧めです。

<飛行機>
予約と同時に席番号が選べる場合があります。シートマップを見ながら選んでみましょう。

<ホテル>
静かに過ごしたかったのにエレベーターのそばでいつもうるさくてがっかり、なんてことありませんか?誰を何階の何号室に、とあてはめていくのは旅行会社ではなくホテルです。
従って、あてはめ作業をする現場である現地のホテルにダイレクトに要望や情報が伝わるほど、希望は通りやすくなると言えるでしょう。

<レストラン>
予約するような高級なレストランでは是非、記念日を祝いましょう。
予約をする時に、例えばお誕生日の記念のディナーです、と告げれば丁重にもてなしてくれるはずです。お店の人がゾロゾロとろうそくつきのケーキをもってきてくれたり、いい席を押さえてくれたり。1ヶ月遅れのお誕生日だって構わないのです。楽しみましょう。

*個人旅行で希望を叶えるテクニック: ダイレクトに伝える

旅先の感動をより深めるために(現地編)
1.重〜い鞄をさげていませんか?

何かあったら心配、というのは分かりますが、何でもかんでも持ち歩いていませんか?重くなった鞄は知らず知らずのうちに疲れをためていくのです。かばんを軽くするおすすめテクニックは3つ。

@お財布は海外用を用意しよう
日本でいつも持っているお財布の重さ、計ったことがありますか?
どれくらいあるでしょうか?私のものを量ってみましょう。ちなみに私のものは295gでした。ポイントカードやレシートや小銭や鍵、沢山入っています。このお財布に両替した現地通貨を入れてそのまま使うと、「さらに」重くなるのがお分かりいただけますね?海外旅行中は小さなポーチをお財布代わりに使っています。これの良いところは軽くてかさばらない、それから一見お財布に見えない。これはスリ対策も兼ねています。

Aガイドブックは切り離す
必需品のガイドブックも意外と重いものです。(「地球の歩き方」1冊を量ると約500gありました。)美術館や博物館など、ゆっくり歩く日は特に疲れますので、必要なページだけ切ってホチキスでとめ、抜き出して持ち歩きましょう。その日必要の無いページはホテルに置いていきましょう。

B旅行のしおりの見直し
ツアーに参加するときのアドバイスです。出発前に送られてくるトラベルキット(写真)。そのまま全部まとめて持ち歩いている人も見かけます。留守宅控やおみやげ通販の案内まで旅先で持ち歩く必要があるでしょうか?持ち歩く必要の無いものが半分以上あるはずです。出発前に見直しを。

*テクニック: 身軽な人ほど疲れない

2.現地ガイドは情報の宝庫 〜 現地のこと、聞くなら断然現地の人。
ツアーに参加すると、日本人添乗員+現地人ガイドというパターンをよく目にします。
何かと心細い旅行中は、日本から同行した添乗員さんに何でも聞いて頼りたくなりますが、彼らも様々な地域を広く浅く担当している場合もあり、その国に行くのが初めてということもあるかもしれません。その点、その土地に住んで現地の情報をリアルタイムで集めている現地ガイドこそ、情報の宝庫です。住んでいるからこそ知っている、という事柄もたくさんあるはずです。

食べることと飲むことの好きな私が現地ガイドによく聞くのは、地元の人に人気のレストラン・旬の食べ物・近くに市場やスーパーがあるか(営業時間も)などなど。あと、「この土地のワインが飲みたいんですが」などといったフレーズを現地語に訳してもらってカタカナで書きとめておいたりもします。

3.ツアーの食事だからって諦めていませんか? 〜 たまには高いワインも飲みたくないですか?
食事は旅の大きな楽しみではないでしょうか。特に名物料理や地元のワインは気になるものです。ツアーのランチの時に「ワイン」と頼むと出てくるワイン、大抵はお手頃なハウスワインでしょう。たまにはちょっと高級なワインも飲んでみたいと思ったことはありませんか?頼みにくいかもしれませんが、諦めないでください。

多くのレストランでは、できます。現地ガイドにちょっと仲介してもらう、またはワインリストを見せてもらう、はたまたお店の奥のワインラックを見せてもらって悩むなど。ここで先ほどの現地ガイドに訳してもらったフレーズが役立ったりします。ツアーの食事だからって諦めないで下さい。私はどうしても食べたかった料理を別注文で1品作ってもらったこともあります。あくまでも、周りを待たせたりしない範囲でできそうなことをやるのが前提です。

*ツアーのテクニック: メニューに無いワインも頼んでみよう

個人で旅行しているときには、大いに食にこだわって下さい。ここに行ったらこれ食べなきゃというものを徹底的に調べて、どこよりもおいしい、と思われるお店を探し出して召し上がってください。経験上、年配の方がご夫婦で来ているようなお店は期待して良いと思います。欧米など、食事のボリュームの多い地域では朝昼晩と全部しっかり食べるのは日本人の胃には苦しいと思います。そこで私がお勧めするのは、1日の中でメリハリをつけること。例えばランチはレストランで地元料理をしっかり楽しみ、夜は、お部屋で気軽な夕食というのはいかがでしょうか。デリカテッセンやスーパーでお惣菜やパンやチーズを買ってきて、お風呂も入ってリラックスしてスタートです。高級ワインもお店で買えばかなり割安ですので、こんな時に、ゆっくりと味わってみるのも良いのではないでしょうか。

*個人旅行のテクニック
@個人旅行こそ食にこだわろう 
A重い食事の後は軽い食事に


4.自分の言葉で書きとめよう 〜 些細なことほど後で読むと面白い
どんな形式でもよいので、「自分の言葉」で旅のことを書きとめておくことをお勧めします。旅の印象が色あせない効果があります。些細なことほど帰国すると忘れ去ってしまうものですが、些細なことほど後で読み返すと面白いのです。別に誰かに提出するわけではありませんから、自由に書きましょう。どんなにおいがした、〜に似ていた、この町はキレイな女性が多くて嬉しい、何でも書いてみましょう。

お勧めは、気に入った絵葉書を買って裏に旅日記を書くというものです。写真と文章がつながることで、旅の印象が鮮明に残るはずです。このような葉書を以前は自分宛にエアメールで送っていましたが、届かなかったこともあったので最近は住所欄にまで日記を書いて持ち帰っています。もうひとつ、ガイドブックに感想を書き込みしていくというのも手軽でお勧めです。

*気軽に記録するテクニック: @絵葉書日記 Aガイドブックへの書き込み

5.民族舞踊ショーは「必ず」飛び入り参加しよう

現地の踊りのショーを見ながら食事、といった機会も多いものです。そんなショーの最後には必ずと言って良いほど、参加者を舞台に引っ張って一緒に体験させる、という場面があると思います。

こんなチャンスがあったら、「必ず」舞台にあがって参加して下さい。いいですか?必ずですよ。日本人は恥ずかしがり屋なので、上手にできない自分の姿を人前にさらしたくないものです。その日初めて挑戦するのですから、格好悪くて当たり前です。なぜお勧めするかというと、体を使って体験したこと(例えば踊りの難しさが分かった、等)は必ず思い出に残るからです。恥ずかしいけれど体験してみる、その勇気が大事です。

6.お土産の呪縛 〜 最終日 せっかくのフリータイムをおみやげ探しで終わらせないために

日本人とお土産は切り離せない間柄ですね。ツアーも最終日、やっとフリータイムの時間がやってきたのにお土産探しで終わってしまった。本当は見たいところがあったのに。というのは悲しいですね。

ここでまた問題です。ツアー料金の1日単価を計算したことがありますか?
ここに旅行のパンフレットをお持ちしました。4月29日出発、ゴールデンウィークのイタリアツアー10日間が、総額679,000円です。これを1日あたりにするといくらでしょう?6万7千900円ですね。単純に考えて、これだけのお金と貴重な時間を旅先でおみやげ探しに費やしているわけです。また来ようと思ってもそうそう簡単には来られませんよね。フリータイムは、どうぞご自身が本当にやりたい事のために使ってください。

とはいえ、お土産を買わないわけにはいきませんね。ではお土産対策をどうするか?について考えてみましょう。海外のお土産を貰って「まさしくこんなものがほしかったの」という経験は少ないのではないでしょうか?日本のものに慣れてしまった私達には、あらゆるものが「ちょっと好みとちがう」のでは? 自分があげる人の受け取り方もきっとその程度、と割り切りましょう。

テクニック@:出発前にお土産リストを作る
「義理」も「ばら撒き」も「予備」も含め、考えられる全てのお土産を渡す人を出発前に列記しておきましょう。

スタートダッシュが肝心です。お土産の件は先送りで、最後のフリータイムにツケが回ってきた!というのだけは避けましょう。

テクニックA:地方を狙う
多くの場合大都市よりも地方のほうが物価が安いので、地方を回っている間にお土産を買い@のリストに何を渡すかを書き入れていきましょう。




テクニックB:まとめ買い のち小分け
少しずつでも多くの人に渡したい、いわゆるばら撒きのおみやげとして、私はスーパーなどで現地のお菓子やティーバッグなどをまとめ買いし、それぞれを小分けにして詰め合わせにして配っています。こうすれば、名物のお菓子だけど、いかんせん甘すぎで一箱もらっても食べきれない、といったものも少量なら気軽に試してもらえるはずです。これは口に合わなくても、他に入っていたあれならおいしかった、そういった逃げ場も作れます。
現地の新聞でラッピングすると、その国のムードが出せて良いですよ。

感動を共有しよう(帰国後編)
1.アルバム活性化作戦

アルバムは旅の感動を呼び起こしますよね。写真だけではなく、その旅を思い出させる色々なものを貼ってみましょう。例えば私が貼っているのは: 入場券/レストランなどのショップカード/観光地など各種パンフレットの切り抜き/思いがけず安く買えた時のレシート等ガイドブックの解説文をコピーして貼るのも、行ったことが無い人に分かり易いアルバムになってお勧めです。

切り取ってしまうと裏面が使えなくなるので、パンフレットなどは2枚ずつもらってくるようにしています。先ほど挙げた紙ものは、溜まってくるといつのどこのものだったか見当もつかなくなります。そこで「日付別整理袋」をご提案します。日程表をコピーして、ビニール袋1枚につき1日分の日程を貼り付けて、その日のものはその日の袋に入れていくのです。 これは個人旅行でも応用できるテクニックだと思います。

*テクニック @旅を思い出すものは何でも貼ってみる A日付別整理袋

2.あなたの旅を知りたい人がいます 〜 旅の情報を発信しよう
せっかくの旅行です。旅の写真や旅行記をインターネットに公開してみませんか?旅行記を書く、つまり文章にするということで、旅の感動がより一層具体的になります。旅行記の投稿が充実しているウェブサイトをひとつご紹介します。

「フォートラベル」 というサイトです。
http://4travel.jp/

お友達に写真を見せる感覚で写真に気軽に説明のコメントを書くことにより、旅行情報を発信することができます。

また、自分の行った国が世界地図で赤く塗りつぶされるウェブサイトがあります。

「World 66」
http://www.world66.com/myworld66/visitedCountries

訪れた国にチェックを入れて、最後に「Generate Map」をクリックするとチェックした国が地図上で赤く表示されます。このサイトを使って作った、私の行った国の地図です。

3.今回の旅をテーマにしたパーティーはいかが? 〜 感動をおすそわけ
お土産を渡す代わりに、一緒に食べたり飲んだりしてもらう会として、旅行してきた国をテーマにホームパーティーを開いてはいかがでしょうか?演出のために、透明なビニールのテーブルクロスの下に現地で買ってきた布を敷いたり、写真やパンフレットの切抜きをおいたりするのも楽しいです。その国の民芸品をあちこちディスプレイするのもよいかもしれません。

また、現地の音楽をBGMにするのも気分が高まりますね。
デジタルカメラをテレビにつないで旅の写真を自動再生させておくのも良いでしょう。旅先の食べ物や飲み物を真似して出しても良いですね。
現地で買ってきたワインやお菓子を出すと、飲み比べや食べ比べもできるので盛り上がります。

最後に
今日の私のお話を聞いて、みなさんがより旅を楽しんでいただけることを願っています。長い時間お付き合い下さいましてありがとうございました。



講座企画・運営:吉田源司
文責:飯塚真由美
会場写真撮影:橋本曜
HTML制作:和田節子