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神田雑学大学 平成20年1月25日 講座No391


免疫力を高めガンを防ぐ
    ・・医者のしてくれない話


講 師  川上 千里 かわかみちさと



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はじめに

自然治癒力と心

ガンの自然退縮

ガンの三大療法と代替医療

自然治癒力を高めるための体の健康管理

自然治癒力を高めるためには心の健康管理

ガン患者友の会


1.はじめに

川上千里さんの顔   こんばんわ。今司会者の方から今日の話は私の方から是非話させて欲しいと叫びのような訴えがあったというご紹介を受けましたが、本当にそうなのです。

ガンで無駄に命を落としている人が本当に多い。私の親戚も5人がガンにかかっています。一人は亡くなりました。ガンになってからでは今日のような話は出来ないのです。疑心暗鬼になっていますから。

私は今まで友人を3人ガンで亡くしており、私から見ると本当は助かっていたかもしれないのにみすみす命を落としてしまったという想いがあるので、あちこちで話をさせてくれさせてくれとお願いしております。

本当にガンは他人事ではない。2人に一人はガンになって3人に1人は亡くなるのですから私の親戚に5人ガンがいても不思議でもなんでもない。皆様、隣の人を見てください。一二ガン三四ガンというくらいの割合なのです。これは交通事故や他の病気とは比較にならないみんなに関わる問題です。

ガンになる前に今日のような話を聞いておくと不安が減って免疫低下しなくてすみます。だからガンになる前に話をしておきたいのです。今日の話にはガン治療中の方が聞かれるとちょっと気になるような話もあるかもしれませんがご容赦下さい。
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2. 自然治癒力と心

ガンは心身症とも言われます。体の病気半分、心の病気半分というくらいです。ですから心のケアをしないといけないのですが医者は全然やってくれません。日本のガン治療というのはほとんど外科のお医者さんによって行われています。

心のケアをするような知識も余裕もありません。ですから患者は自己努力をせざるを得ないのです。ガンといわれると誰でも気分が滅入って鬱状態になります。この落ち込んでいるときに何を言っても駄目です。はじめはガンになるはずはないという拒絶の気持ち、そしてなんで私がという怒りの気持ちが起き、それから落ち込んで回復までに暫くかかります。

落ち込んだままでいますと免疫力がどんどん落ちます。鬱病の人がガンにかかりやすいという統計があります。ですから無神経なことを言って、落ち込んでいる人を更に落ち込ませるようなことは避けなければなりません。また看病する家族まで落ち込み、免疫力が低下したり、鬱状態になったりします。

ですから患者や家族の気持ちの落ち込みを少なくすることが大変重要だということを知っていただきたいのです。ガンを治すのは免疫力です。医者は手術して取りましたといいますが、出来たものを取ってくれただけで、原因は取っていないのです。

ガンになるとあの健康食品が良い、このサプリメントが良い、あそこの病院は駄目だからこっちの病院が良いなどと色々な情報が錯綜しますから、どうしたらよいか分からなくなる。

図書館や本屋に行ってみてください。何十冊とガンの本がありますね。7、8割は健康食品を売りつけるための本です。また中には非常に感動的な体験でも最後は亡くなる本も多い。こんなのを読むとますます落ち込んで免疫力が下がってしまいます。

末期ガンでも治った例は多いのです。「転移していて手術不可能、末期です。」と言われると大抵の人は落ち込んでしまいますが、そこで自分で治すという強い意志を持ち続けることが大切だということを今日は繰り返し話すつもりです。

西洋の諺に「病気は神様が治し、治療代は医者がいただく。」というのがあります。私は「神様が治すのではなく自分が治すのだ」と言いたいのです。自分の中にある治癒力で治していくということです。

手術して糸で縫っても傷口は糸でくっつくのではありません。新しく出来る細胞が切り口をくっつけてくれるのです。医者がくっつけてくれているのではありません。体の中にある治癒力、免疫力、生命力で治していくのです。

ところが免疫力は年をとると低下してきます。がん細胞というのは若いうちから毎日3000から5000細胞くらい出来ているそうです。ところが若いときは免疫力がありますから、それは体の中で消されていきます。それが働きすぎだとかストレスだとか老人になって、免疫力が低下すると、これが消されないで増殖を始めるのです。

年齢別 免疫力のグラフ 免疫力は20台を100とすると、40代になると50%、50代になると25%、60代になると20%以下になると言われます。年をとっても身体は動くのでそんなに免疫力が低下しているとは思いませんが、それが問題なのです。ですからO−150のような昔だったら問題にされなかったような弱い菌が食中毒を起し、亡くなるのは大抵老人です。
 

自律神経とホルモンと免疫の調節の図 人間の身体を健康に保つためには自律神経とホルモンと免疫が調節しております。各々にブレーキ役とアクセル役があって調節をしています。それを大本でコントロールしているのが心、精神です。笑い・喜び・感動の心、その一方で怒り・悲しみ・不安という心があるわけですが、これが神経にもホルモンにも免疫にも影響してきます。

心が嬉しい状態が続くと免疫力は上がります。怒り、悲しみ、不安という心の状態が続くと免疫力は低下します。これは精神神経免疫学、神経腫瘍学という面でも証明されていることです。

心と病気についての研究はいろいろあります。気持次第で薬が効いたり効かなかったりします。これはプラシーボ効果ということで知られています。プラシーボというのは偽薬という意味です。病気によりますが、これは特効薬ですよと言って澱粉の粒を飲ませてもかなりの人に効くということがあり、それをプラシーボ効果というのです。

バラアレルギーの婦人がいて、どうしても治らない。アメリカのお医者さんが、その患者が来る日にわざと診察室の中にバラを飾っておいた。患者は来たとたん涙は出る、鼻水は出る、呼吸困難意なるという発作が出ました。

そのときお医者さんが無理やり彼女をバラの花のところに連れて行き、「見てごらん、これは造花だよ」といいました。その患者は造花でさえアレルギーを起したのです。患者は驚いて帰ったけれど、翌日バラの花束を持って「先生おかげさまで治りました。」とお礼にきたという話です。

アメリカの軍隊での試験です。目隠しをした軍人に、今から熱いアイロンを使った実験するといって、冷たいアイロンをおでこにつけたら、火ぶくれが生じ、かさぶたが出来た。それを2回やったら2回ともそうなったということです。3回目は側にいた人が、アイロンの熱さを疑問視する発言をしたら、今度は全然火ぶくれが出なかったそうです。

有名な話でクレビオゼンという薬の話もあります。10年以上前のアメリカでの話です。動物実験で素晴らしく効く抗がん剤が開発され、お医者さんにサンプルが配られました。寿命3ヶ月以上の人に使う条件で臨床実験に入ったそうです。

説明をされている川上千里さん それを聞きつけて、もう今日死ぬか明日死ぬかという治りそうもない患者が是非使って欲しいと言ってきた。あまりに熱心なので使ったそうです。金曜日に使って土日は休日、月曜日にはその患者は亡くなっているかと思ったら、病院の中をひょこひょこ歩いていた。そしてその患者は無事回復、退院したそうです。

ところがその後ニュースが流れて、「あの薬は動物実験ではよく効いたが人間ではあまり効果がはっきりしないので発売が延期された。」ということでした。そしたらその患者はガンが再発して入院してきた。先生は「あの薬は古くなると効かないのだ、新しいもので治療しよう。」といって治療したら、また劇的に治って退院したといいます。

しかしそのお医者さんは生理食塩水を注射したのだそうです。その後「あの薬は効かないので発売は中止。」と医師会が結論を出しました。そしたらまたこの患者は入院してきたのですが、今度は一週間くらいで亡くなったといいます。これはお医者さんがちゃんと報告している実話です。

同じような話でお医者さんの言葉を誤解して助かった人の話もあります。心臓病末期の患者で、本人は勿論、看護婦も担当の医師も治しようがないとあきらめの境地だった。ある日教授が回診してきて、聴診器で心音を聞き「これはサードサウンドギャロップだね。」と言ったそうです。

それは医者言葉で末期的な鼓動という意味だそうですが、患者は翌日からどんどんよくなって退院出来るまでに回復した。担当のお医者さんが不思議に思って、どうしてあなたは急に元気になったのかと聞いてみると、あの大先生が来てギャロップと言われた。

ギャロップというのは馬の駆け足のことですね。馬が駆け足するほど私の心臓に力があるのかと思い、私は助かると思い込んだといいます。こういう例は沢山あるのです。これらは心が治癒力に影響している実例です。プラシーボ効果として外国でいろいろの例が厚い本にまとめられているくらいです。
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3.ガンの自然退縮

さてガンに自然退縮というのがあります。ガン末期で手術も射線も抗がん剤治療も難しいという患者が自宅に帰って自由にしなさいと言われ、帰っていたらガンが消えてしまったという例です。これはあまりみんなに知られていません。なぜなら医者にとっては自慢できる話ではないので学会報告はしません。

患者は先生がさじ投げてくれたおかげで助かりましたと御礼に行くわけにもいかない。たまに見つかるとあれは良性の腫瘍だったんでしょうと片付けられている。昔は10万人に1人くらいあるんじゃないかと言われていたんですが、最近は1000人に1人いるとか500人に1人いるとか言われるようになりました。しかし治った人にとっては100%治っているのですから有り難い話です。

そのような自然退縮の症例を綿密に検証したお医者さんがいるのです。池見酉次郎先生という方で、心療内科を日本に始めて導入した有名な九州大学の教授です。その先生がこの研究をドイツの学会誌に報告しました。それが世界中で注目されてセリエ賞という有名な賞を貰いました。

その後アメリカでも1385例が報告され、ドイツで国際シンポジウムが開かれるようにまでなりました。医者が治そうと思っても治らないガンが、放っておいたら治る、何故こんな事が起きるのでしょう。単純ではありませんが一言でいうと心が関与している。

末期で医者から「あなたは助からない。」と言われて心に大変化が起こったのです。生死を超越した達観状態になった人が助かっている。朝目が覚めたらああ今日も生きていられたと感謝する。

雪が降っている、昨年は気づかなかった雪の美しさを見て感動する。生きていてありがたいなという気持ち。そのうち桜が咲く。桜の花ってこんなに綺麗だったのか。まるで仏のような心境ですね。

私も自然退縮で生還している人を2人知っています。今年の正月に会いましたが、「川上さん初詣で何をお祈りしましたか?」と聞かれましたので「私はただ健康でいられますように。」と祈りましたと言いましたら「それはまだ欲が深い。今日生きていることに感謝するようにならなくては・・」と言われました。こういう気持ちになれた人や何かに熱中して病気を忘れる人に自然退縮が多いそうです。

西洋医学と統合医療の図 帯津良一先生は漢方や気功等を西洋医学と組み合わせてガンを治療する統合医療の第一人者ですが、心のケアや気というものを大事にして「病院の中に治そうという気がみなぎっていなければ駄目だ。」ということをおっしゃっています。

先生は自然退縮の心境を「天命に任せ人事を尽くす。」とおっしゃっています。「命は天命に任せ、自分は今日やるべきことをやる。」という心境の人に自然退縮することが多いそうです。

帯津先生のところの退縮例です。50代の主婦がガンで入院してきた。腹水が貯まり、抜いても抜いてもぽんぽんに膨れるということで末期で手の施しようがない。本人も治らないことを覚悟して「家で最後を迎えたいので家へ帰らしてもらいたい。」と先生にお願いして家に帰った。 タクシーにも乗れないので病院の車で送り届けてあげたそうです。

ところが3ヶ月したらスマートになって真っ赤なスーツ着てやって来て「先生治っちゃいました。」と元気で言ったそうです。どうしたのかと聞いてみたら、ベッドで今日死ぬか、明日死ぬかと思っているうちに、私は主婦だから包丁を持って台所で倒れたら本望だと思い、料理を始めた。そしたらだんだん元気が出てきて三ヶ月したら治ってしまったということです。

次の人は福島医大の名誉教授で熊代永先生。知人がガンだというので福島医大に紹介して入院した。それで後で尋ねて様子を聞くと、担当の医師が「あの人は末期で助かりません。」病室に行くと本人も家族も助からないことを覚悟し悲嘆に暮れていたそうです。

それから4週間後訪ねた時に、もう亡くなったかなと思って担当医に聞いてみると「あの患者は急に良くなって退院しました。先生あの時何か言ったんじゃないですか。」と言われたそうです。それで自宅に尋ねると裏の畑で仕事をしていた。そして「先生のおかげで助かりました。」とお礼を言われたそうです。

熊代先生はお見舞いに行ったとき九州大学の池見先生が研究された自然退縮の話をしたそうです。ところがその患者はそんな話は信用しなかった。ところが午後にもう1人見舞い客が来た。その人は自然退縮の新聞記事を持ってきて、こういう例もあるんだから元気を出せといったそうです。

それで患者さんはこういう信じられない話を一日に2回も聞いたということは天が私を助けるというシグナルに違いない、「私は助かる」と思ったらあっというまに元気が出てきて回復したんだそうです。自然退縮は心の状態で治癒力が急に増大する可能性があることを示唆しています。
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4.ガンの三大療法と代替医療

アメリカでは朝鮮動乱の頃から食事が問題になっていまして、1971年にアメリカは国家目標としてガンの征圧と月の征服の2大目標を掲げました。1977年には上院議員で有名なマクガバン報告が出されました。食事が良くないのでアメリカには成人病が多いという報告です。

それでアメリカ人はプライドが傷ついてその上院議員は次の選挙で落選したくらいショッキングな報告だったのですが、それから食事をどんどん改善したのです。アメリカでは健康食の見本として当時の日本食がもてはやされ、ガンがどんどん減っています。

一方日本では第二次世界大戦後にアメリカが食料援助をしてくれたのですが、アメリカの穀物戦略に乗せられて畜産を振興しました。学校給食では牛乳やパンと共に脂っこいものや肉食の習慣をつけさせました。

米の消費がどんどん減少し、食糧の自給率が低下しました。文部省も厚生省も反省せずに健康を損なう食事が広がって、メタボの原因を作ったのです。

日本のガンの治療には問題があります。ガンの治療は早期発見早期治療、これが基本です。ガンの三大療法は手術、放射線、抗がん剤でこれが日本の一般の病院で行われている治療です。この欠点はいずれの方法も免疫力を低下させることです。

アメリカでは外科医と放射線医と腫瘍内科医とが一緒になって適切な治療方針を選びます。日本ではそれが出来ません。なぜか?医者の比率です。日本には外科医が5万人。放射線医が700人。腫瘍内科医が400人しかいないのです。とにかく発見したら外科医が切ります。放射線やガンの薬について詳しい専門医が非常に少ないのです。

ガンの薬は毒です。細胞を殺す毒ですから使い方が難しいのです。それを外科医が手術の後、念のため抗がん剤を投与するから、吐き気が出たり、強い副作用が出てきて体にダメージを与えてしまうのです。

「薬が効いていますねえ」というからガンが無くなっているのかと思うと、一寸縮小する程度のことを言っているのです。ガンの薬はそんなに効くものではないのです。ガンの薬の許可基準は2割の人に効くということ、半分の大きさが4週間続くということ、それが許可基準ですから、そんなに効く薬ではないのですが、皆さん副作用に耐えて飲むのはガンが無くなるだろうと思って飲んでいます。

これは去年の朝日新聞の記事です。この白くなっている病院は抗がん剤が使える医者がいないところです。これによると熊本、青森、茨城など15の県に抗がん剤を使える医者が1人もいないのです。

抗ガン剤を使える医者を育てるのに2年はかかるのだそうです。様子を見ながらこの薬はこの患者には効いているか、副作用はどの程度で出るか、どの薬と併用するのがよいかなど難しい調整をしながら使わなければいけないのに、適当に使われて、ひどい副作用で苦しみ、免疫力を低下させているのです。

それからガンのキセル医療ということも言われています。ガンの初期には手術、放射線、化学療法があります。どうにもならなくなったら最後の終末医療、この間が抜けている。検査はします。しかし再発予防の手が全く打たれていません。

再発してあちこちに転移すると外科のお医者さんは手術でとれない。予防処置、転移防止、延命治療やガンと共存するというようなことの指導が出来ない。しかも手術後の転移防止、再発防止などの生活指導には保健の適用がないので病院は全く無関心ですが、極めて大切なことです。手術後に大切なのは免疫力を高める自己努力です。

転移がひどく難しいガンでどうせ助からないとなると西洋医学ではホスピスへ廻すことになります。免疫力を高め、ガンと共存しながら延命を図るという方法はとりません。代替療法ならばあと手立てがありますが西洋医学と現在の医療体制ではホスピスまわしということになります。

今の医療では命を縮めてでもガンを撲滅しようとします。痕跡でもあれば取ろうということですが、体が弱ってきたときに再発したら、それ以上抗がん剤を使うのは無理です。むしろガンがあってもいい。免疫力を高めて本人の生命力を高め、ガンと共存しながら延命を図るという方がいいんです。

それが今の日本の医療にはありません。ガンの組織を取り除く、ガンの組織を叩く、痕跡までを撲滅しようとする、だからガンは取ったけれど命は縮むということになるのです。

代替医療では体全体の活力を上げて、免疫力を高め、ガンとの共存も考えるという方法を選びます。ガンがあってもいいではないか。それよりも人生全体を考えようという方法があるのです。これが代替医療です。

漢方薬を使うとか鍼灸を使うとか食事療法もそうですが色々な方法があります。温灸や温湿布、半身浴などで体温を上げて免疫力を上げる方法もあります。こういうものを組み合わせるのです。

統合医療というのはこういう伝統的な東洋医学や代替医療と西洋医学の長所を組み合わせてやろうというものです。1990年にアメリカではガンの治療の現状を議会が調査しました。10年間ガンの研究はなされてガンを小さくする技術は出来てきているが通常療法では命は全く伸びていない。

それに比べて代替療法では普通の療法で治らないガンが治っている。もう少しこれを見直せということで、研究所に代替医療部を設置し、医学部でも代替医療の講座がどんどん出来るようになりました。日本は遅れています。我々の時代には間に合いませんから、我々は自己努力をしなければならないわけです。
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5. 自然治癒力を高めるための体の健康管理 

ガンの原因と結果 免疫力を高めるには体の管理と心の健康管理の両方が大切です。体の健康管理には食事、運動、休養がありますが、特に食事については玄米菜食が有効とされています。末期ガンから生還した人の8、9割の方が玄米菜食をしています。2月8日に鈴木猛夫さんが玄米菜食の話をなさるそうなので是非聞いてください。

この人は世界で一番沢山の人の腸を観察したというので有名な新谷弘美先生です。この方によればガン患者の腸はとにかく汚い。肉食は腸を汚くする。一方玄米菜食は腸をきれいにすると言っておられます。これは乳がんの患者さんの腸です。動物性のものを多く食べていたのを玄米菜食に変えて、腸の中の景色が四週間でこのようにう変わったという写真です。

次は胃がんの患者。これは男ですがやっぱり玄米菜食に変えて、こういう風に綺麗になった。私はこの写真を皆さんに見てもらいたいばかりにパワーポイントを覚えたのです。良く見てください。

玄米菜食がなぜ良いか? 腸が免疫生産の拠点になるからです。若いときは胸腺というところが免疫の拠点ですが、それが成人になるとだんだんに萎縮し、成人になると腸に免疫力の拠点が移ります。腸にはパイエル板というのがあり、そこが急所です。免疫細胞も半分以上は腸でつくられるのです。だから腸を綺麗にしておかなくてはいけないのです。

動物性のものを食べていると腐敗菌のような良くない菌が増えますが、玄米や野菜食は乳酸菌やビフィズス菌のような有益菌を増やします。そして良く噛めば唾液の抗酸化力がガンを防ぎます。また、抗酸化成分、繊維、ミネラル、ビタミンも豊富で玄米野菜食は良いとこだらけなのです。

この方はアメリカの国立ガン研究所で研究をされていた帝京大学の山崎先生です。先生の研究をちょっと紹介しておきます。野菜には免疫増強剤と同じような効果があるという研究です。TNFというのは体の中にあって免疫物質を作るもとになるホルモンです。

動物実験ですが野菜を食べた時でも注射した時でも抗がん剤と同じようにこのホルモン分泌を促進しています。OK―432というのはピシパニールという有名な抗がん剤です。抗がん剤と同じくらいの効果が野菜にある。

野菜をしっかり噛んで食べれば、ガンを防ぐ効果もあるというデータです。ここで面白いのは黄緑色野菜に限らずキャベツ、ナス、大根、きゅうりなんかも有効ですね。昔は重病人にはお粥だけでなく野菜スープを与えたものです。病院でこういう玄米や野菜など免疫力を高める食事を科学的に考えてくれると良いですね。

それからこの方は西岡一先生という方です。食品添加物は唾液と一緒になると毒性が増すのではないかと考えて実験をスタートしたら、唾液には素晴らしい発ガン抑制効果があることを発見されたのです。

発ガン性が強いトリプーP1に唾液を混ぜると十分の一以下に発ガン作用が落ちる。アフラトキシンもAF2も全部発がん物質です。発ガン作用を唾液がこんなに落としてくれますというデータです。人間の身体にはこういう身体を守ってくれるような機構があるわけです。玄米菜食を良く噛んで食べるというのはこんなにも深い意味があるのです。
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6.自然治癒力を高めるためには心の健康管理

ガンを治すのは免疫力 次は心の健康管理です。 免疫力を高めるための心の健康管理は自己責任でやらなければしょうがない。ストレス軽減、生き甲斐や希望を持つ、笑う楽しむ、全部免疫に影響してきます。

ストレス解消は女性に学べといいます。女性には化粧する、外出する、買い物する、良くしゃべる、笑う、食べるなど免疫にとても良い習慣があります。このあいだ新幹線に乗りましたが、女性グループはみんな愉快に談笑しています。男性は寝ているかビールを飲んでいるかです。

この先生は伊丹仁朗先生です。生き甲斐療法ということで登山を勧めておられます。ガン患者のモンブラン登山、ガン患者の富士登山などをやって生き甲斐を持つことを勧めておられます。一年前から登山メンバーを募集し、病院の階段を上り下りしてトレーニングしているうちにガンが消えていくという人がずいぶんいるのです。

これは1月9日NHKの生活ホットモーニングでやっていたシーンです。東京の大手病院での緩和ケアーです。ここでは治療は一切しません。もう治療方法が無くなった末期ガンの患者の痛みを止め、苦しみを軽くしてあげる死を覚悟した人達の病棟です。

そこの病棟でリハビリをやっています。もう死ぬのにどうしてリハビリが必要か、こういう患者の疑問を説き伏せて、「正月、家に車椅子で帰るときに車椅子を降りて歩いて玄関に入る練習をしましょうよ。」というようなことをやっています。

この人は若い女性ですが、歩いて退院出来るようになったのです。こういう人が年間20人ほどいるそうです。目標を持って動いたら、助かるはずのない末期ガンの人が生き延びて退院出来るのです。目標を持つということと、生死の不安を乗り越えた心境から免疫力が回復したのでしょうね。

さて笑いの重要性です。このデータは難波花月で落語を聞かせて3時間したらこんなに免疫力があがったというデータです。笑いが免疫力を上げるというのはさっきの登山をやられている伊丹先生がはじめて証明されたのですが、そのあとどんどん研究されて笑いの効果は痛みを止めるとか血糖値を下げるとか色々な効果が証明がされています。

みなさん身体の調子が悪いときはテレビニュースなんて見ないほうが良いですね。免疫に良い影響を及ぼしません。私は病気見舞いにはサザエさんの漫画、意地悪ばあさんの漫画、落語テープを持っていくことにしています。私は自分が風邪をひくと玄米菜食にして不愉快なテレビニュースは見ないようにしています。
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7.ガン患者友の会。

ガン患者友の会というのがありまして、私はそれに5つ入っています。それは勉強のためでもあるし、私がガンの疑いのあるガンもどきを3つかかえていて何とか生きる希望が欲しいという事情もあります。

私は笑いと食事療法で免疫を高めようとしていますが、そういう会に行くと末期ガン克服体験者が珍しくありません。現在の病院の治療に疑問や不安を抱いている方ばかりです。医者に見放された方も多いです。

それなのに自力で治したという人が沢山おられて、そういう方の体験談を聞くと、治る希望がわいてくるのです。どんなに本を読んだり偉い先生の講演を聞くよりも実体験を聞くのが一番いいでです。免疫力を高める方法を学べます。

どんな方法で克服したのかというと、まずはあきらめない気力。食事は玄米野菜食。その他温灸、気功、尿療法なんていうのもあります。身体を冷やすというのは免疫力を低下させます。今体温36度を切っている人が非常に多いそうです。

温灸をやったり半身浴をしたりして体温をちょっと上げる。1度あげるだけで30%とか50%くらい免疫力があがると聞いた気がします。ですから末期がんを宣告された人は一日6時間でも8時間でも、家で暇があれば半身風呂しながらテレビを見る、生活の中心を風呂の中みたいな人もいるのです。

尿療法というのは朝一番の尿を10倍くらいに薄めて飲むというものです。玄米菜食をすると尿は大変飲みやすくなるそうです。会によって違いますが6,7割の方が尿療法をやっているという会もあります。医学的には免疫力アップに有効ということが証明されているそうで、多くの人から体調が良くなる実感があると聞きました。

この人は川竹文夫さんでガンの患者学研究所の主宰です。元NHKのプロデューサーで自分もガンになられました。世界中を取材して歩き回り、「人間はなぜ治るか」というすばらしい報道特集を制作されました。

そして日本のガン医療は駄目だということで、NHKを辞めてガン患者友の会を作って運動を起している方です。昨年秋に神奈川県の海老名市で集会があり1200人集まりました。みんな今の医療で不満な人ばかりです。この中で末期がんから治った方々が体験談を話し、お医者さんも講義をされました。

ガンは氷山みたいなものです。氷山のほとんどは海の中に隠れています。お医者さんは表に見えている一角だけしか治療しません。しかし真の原因は心の乱れ、食事の乱れ、ライフスタイルの乱れです。

この方はロマンダクリニックの星野仁彦先生です。福島医大の教授だった方ですが、大腸がんから肝臓ガンに転移して、5年生存率0%ということになりました。もうじたばたしても駄目だということで、抗がん剤を拒否し、食事療法でガンを克服し今は指導をなさっています。ゲルソン療法を改善した玄米菜食です。

塩分を取らないのが特徴です。塩の代わりにカリウムを大量の野菜ジュースで採るという方法で星野式ゲルソン療法と言われています。先生がおっしゃるには本当のガンで亡くなる人は2,3割だそうです。

後の7,8割は免疫力が低下して、肺炎等の感染症や内蔵の機能不全で亡くなる。だから体力のある初期の手術はいいけれど、転移して末期になったら免疫力を高める方法で体力を温存し、がんと共存して延命しなさいという考え方です。

この方は名古屋の「いずみの会」会長中山武さんです。16年前に末期がんを食事療法で克服し、いずみの会を作りました。会員が800名ほどいます。この会も治すことよりも生き延びることを考えます。

玄米野菜食、温灸、半身浴が中心です。10年間の平均存命率95%という会です。一番治りの悪いのは抗がん剤で免疫力が低下し、内蔵の力が落ちた患者だそうです。不思議なことにすい臓がんの患者の存命率は高いということです。そして治りにくい職業はお医者さんだそうです。医者は食事でガンが治ることが信じられない。信じないから実行に身が入らないし免疫力が上がらないのだろうとのことです。

昨年亡くなった私の知人の話を紹介します。一昨年6月にすい臓ガンが肝臓に転移した末期ガンが見つかり、有名なガン専門病院でホスピスを紹介しますといわれました。いずみの会の本を見つけて自宅で免疫力向上に取り組んでいるうちに、肝臓機能も正常になり11月には自家用車で岐阜の自宅から関西へ旅行までするようになりました。

すると病院では「良くなりましたね、今なら抗がん剤治療が出来ます。」と言われたのです。抗がん剤の服用を開始したら黄疸が出て、正月明けに病院へいったらもう見込みなしといわれたそうで、2月19日に亡くなりました。

ガンを撲滅しようとせずに治癒力をたかめ共存すれば良かったのに残念です。私は西洋医学にも良いところがあるとは思うけれど、その欠点も知って状況に合わせて自己決断をしなければならないということを言いたいのです。

ガンになった時はこういうガン友の会みたいな駆け込み寺でいろいろ意見を聞いてみる事が大切だということを知っておいて下さい。また食事療法も難しく神経質に考えることはないのです。私は今玄米菜食ですが一週間に一回は白米を食べています。一週間に一回だけ肉も食べています。

ガンになったら本気になって玄米だけに切り替えるつもりです。ともかくガンの再発が怖い人、家族がガンになっている人、ガンの治療中の人、このような状況の人達はガン友の会に入り、免疫力を高める方法を学んでください。
       ガンに対する心構えの図

 
  生きる希望を捨てないで、食事療法や体を温める方法等を学び、自己治癒力を高めることに務めてください。末期と言われ、余命数ヶ月と言われても諦めることはありません。 いざと言うときに私の話を思い出して勉強してみようと言う方に参考書、ガン友の会の情報を添付します。ご静聴ありがとうございました。(拍手)


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文責:臼井良雄  写真撮影:橋本 曜 HTML制作:上野 治子


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