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平成20年9月26日 神田雑学大学定例講座NO423


タイトル「もう一度会いたいといわれる人になるために


講師名 梅澤房子
 

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はじめに

コミュニケーションの流れを理解しよう

第一印象の大切さ

プロポーションは創られるもの

顔立ちと顔つき

信頼される言葉づかい

信頼される聞き上手の4つのコツ

性質と性格

誰にでも出来るプラス発想

七つの快健康法




梅澤房子さんの顔

はじめに

皆さん、こんばんわ。 本日の講師の梅澤房子と申します。 本題に入る前に少し私の自己紹介をさせて頂きます。私は昭和25年生まれの58歳です。今年で結婚生活33年になります主人と、子供が3人おります。現在,子供達はそれぞれ独立しており、2年前から<要介護2認定>の両親をひきとり同居をしております。






平成3年(有)マムズを設立。
プロポーションクリエーターとして、美容と健康に幅広くかかわっております。この仕事に出会うまで、私は専業主婦をしており、一般社会でのキャリアはありませんでしたが、「もう一度あなたにお会いしたいわね」「あなたがお勧めくださるものなら」と、私の取り扱う商品のファンになってくださったお客様のご支援のお陰で、今日の私があります。

又、こうした経験から講演依頼も頂けるようになり、本日の昼間も「こころと体のおしゃれ講座」というテーマ、東急ママ大学での講演をしてまいりました。ここ最近は、両親の介護が主たる仕事になっており、在宅介護を通して「人としてのあり方」を学ばせていただいております。

さて、本題のテーマに入らせて頂きます。 今夜のセミナー参加の皆様方は、「立場変われば講師」でもいらっしゃいますので、「なる程、納得、そうそうそう」と、コミュニケーションの大切さの再確認の場にして頂ければ幸いです。


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<<コミュニケーションの流れを理解しよう>>

コミュニケーションをはかる上で、もっとも大切な事は、「自分が伝えたい事が相手に正しく伝わる」という事です。しかし、私達は会話に入る前から、お互い言葉以外の表情や様子などから、「感じのいい人」とか、「ちょっと気難しそうな人」というように、何らかの先入観を、ほんのわずかな時間で印象づけてしまうと言われています。このわずかな時間で、インプットした「第一印象」が好ましいものであれば、次からのコミュニケーションは大変スムーズに運んでいきます。
 
では、一体どのような情報をもとにして、この第一印象が決定していくのでしょうか?たとえば、私がこうしてお話している間に、も私の表情、姿勢、物腰、態度など、視覚からの情報と、私の話し方や、言葉づかいなど聴覚からの情報をもとに、皆様方はすでに私の第一印象の93%を決定しておられ、その情報をもとに、私の話を分析、理解、判断して、興味深くうなずいたりして聞いて下さっています。

そして、私は皆様方の反応をもとに、次の展開を考え、話を組み立てています。このように、第一印象から得た情報をもとに、人間関係を築いていくので、「好感の持てる第一印象」は、とても重要な要素になっています。
 

 
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<<第一印象の大切さ>>

すでにお話しましたが、初対面の方の印象は6秒で決まると言われています。(アルベートメラディアンの法則) 表情、姿勢、物腰、態度など視覚から55%、「人を見た目で判断してはいけない」と言いますが、統計上では、やはり人は見た目で、第一印象を決定していることになるのです。次に、声が高い低い、太いか、細い、大きい小さいなどの音質や音量、間の取り方など聴覚から38%。残りの7%が正しい言葉づかいからといわれています。では、日常生活での具体的な例で、お話を進めてまいります。
 

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<<プロポーションは創られるもの>>

「体格と体型」 どちらも似た言葉ですが、意味は異なります。「体格」は遺伝的に親から受け継がれたもので、その土地特有の気候、風土、言語、食事などによって先天的要因に影響を受け変える事は出来ません。しかし「体型」は、日常生活習慣のちょっとした心構えで、後天的に補整することができるのです。美しいプロポーションは、おしゃれの基本です。「誰に崩されたこの体」と嘆く前に、正しい姿勢、歩き方、身のこなし方などを身につけプロポーションを、より美しく整えることに心がけましょう。
 

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<<顔立ちと顔つき>>

同じくよく似た言葉ですが、「顔立ち」は、やはり生まれながらにして遺伝的に受け継がれた先天的要因によるもので、長年培ってきた文化や、食習慣などによって異なってきます。しかし、「顔つき」は表情筋の働きなどによる筋肉の総合的な緊張や、弛緩の状態によるものですから、日常生活の中でのちょっとした努力によって、改善することができるのです。いつも明るく元気で、生き生きと嬉しそうに生活することを心がけていれば、おのずと幸せが内面から滲み出てきて、とても好ましい「顔つき」になれるのです。
 
梅澤房子さんの顔 特に「笑顔」からは、気の高いエネルギーが発散されますので、周囲までも明るくなります。まさに「笑う門には福来る」です。反対に心に不平不満を持ち、口角を下げて不愉快な顔つきをしていると、次々に不都合なことが起きるものです。

また日本では、大口をあけて笑うことを好みませんが、少し歯が見える程度に薄く唇を開けて笑顔でいることは、とても好印象につながります。また、年と共に歯が悪くなると、咀嚼筋が活性化せず、表情筋が鍛えにくく細かい感情表現が苦手になって、笑顔が減ってしまいます。

さらに奥歯がない状態で物を噛んでいると、たとえて言えば斜めにすり減った下駄をはいているようなもので、脊柱まで曲がってきてしまいます。姿勢を気にしている方も、歯並びが気になって、笑顔に自信のない方も、一度専門医の治療を受け、正しい噛み合わせに治すことをおすすめします。 つまり、表情豊かな「顔つき」を保つためには、「よく噛んで」「よく笑う」という当たり前のことがとても大切なのです。
 
又、聴覚からの情報の中で特に重要な事は、間の取り方です。大勢の聞き手の前でマイクを使って話をする時は、いつもよりゆっくりと吐く息で話さないと、聞き手にとっては話の内容を理解するのに苦労します。つまり、ゆっくりと吐く息で話をすることは「とても感じの良い人」として、印象に残ります。
 

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<<信頼される言葉づかい>>

たとえば、「・・・はずですが」「一応、つもりなのですが」「・・・頃までには」のように、曖昧な表現で答える人に対して私達は、大事な事は任せられないと判断します。また、何度も同じ言葉を繰り返し「はい、はい、はい」とか「そう、そう、そう」とあいづちを打つ方がいらっしゃいますが、これもお勧めできませんね。むしろ「なるほど」「納得」「すごい!」など感動を伝える言葉に置き換えて、あいづちを打つ事が好印象のポイントです。
 
また、相手の意志を確認しながら、依頼語を使って丁寧にお願いすると、相手の方も気持ちよく対応してくれます。たとえば、会社の社長さんが、部下に仕事を頼む時「お願い出来るかね?」と依頼語を使ってお願いし、仕事が仕上がった時「ありがとう!」と感謝の気持ちで接すれば、社長さんに対し尊敬、信頼の気持ちが湧いてきますよね。
 
又、「ごめんなさい」や「すいません」という言葉と、「ありがとう」という感謝の言葉を、きちんと使い分けることが大切です。日本人はこの使い分けを曖昧にして、どちらの場合も「スイマセン」で済ませてしまう事が多い様ですね。お礼を言う時は「悪かったね」や「スイマセン」ではなく、「ありがとう」と言う習慣を身につける事が大切ですね。
 
熱心に聞き入る聴講生 たとえば、電車で席を譲ってもらった時、「スイマセン」と言うより「どうもありがとう」と笑顔でお礼を言えば、譲ってくださった方の気持ちも爽やかで、周りの方々にとっても好印象ですね。 このように、言葉の選び方によって、相手が受け止める印象は異なってきます。

私はよくタクシーを利用しますが、「ありがとう」と声をかけてから乗せてもらいます。車内では、運転手さんとしばしおしゃべりをする事を心掛けています。又、降りる時も、「ありがとう」「お気をつけて」という言葉で見送りしています。
 
この様な場面での心くばりも、好印象として後に残りますよね。 つまり言葉には、「言霊」と言われている様にエネルギーが宿ると言われています。正しい言葉づかいや、美しい言葉を選んで話をする事に、普段から心がけたいものですね。
 

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<<信頼される聞き上手の4つのコツ>>

聞き方上手の方は、軽い驚きの表情で「すごいですね」とか、「おどろきですね」と感嘆語を使って心を込めたあいづちを打ち、時折、軽い問い返しをして話を投げかけます。すると話し手の方も、自分の話を真剣に聞いてくれていると感じ、コミュニケーションも上手に運びますよね。
 
たとえば、ご主人が新聞を読みながらくつろいでいる時など、奥様が話しかけても気のないあいづちで「うーん」「そう」とかいうだけで反応がない場合がありますよね。でも、そんな時、ご主人が奥様の顔を見て、「本当?」「すごいんだね」と言葉を返してくれたら、夫婦の会話も弾みますよね。
 
又、「私にも同じ経験があるわ」と、共通の体験をもった人達に対しては連帯感が強まり、やはり会話が弾みますね。 つまり、聞き方上手のコツには、
 
1.軽い驚きを表現、
 
2.心を込めたあいづち、
 
3.軽い問い返しを、
 
4.経験を語る、
  などのポイントがあります。 また、相手を褒める時、「その洋服すごくいいね。高かったでしょう?」と洋服を褒めるのではなく、「そのお洋服、あなたにお似合いね」と、似合っている貴女の事を褒めれば相手からの印象はよいですよね。 この様に、話し方にも聞き方にもちょっとした工夫をする事が大切ですね。 この他に、匂いや香りなど嗅覚からの情報や、「ざらざら」「すべすべ」「つるつる」といった触覚からの情報も加わって、お互いの第一印象が決まってしまいます。
 
梅澤房子さんの表情豊かな顔 梅澤房子さんが手を上に上げてお話をされている様子
ほっぺに両手をあてた顔 身振り手振りの写真

 
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<<性質と性格>>

「体格と体型」や「顔立ちと顔つき」と同じように「性質と性格」も似た言葉ですが、やはり意味は異なっています。 たとえば、従業員のAさんが最近とても明るく素敵になったとします。こんな時、「最近彼女の性格明るくなったよね」と言いますが、「最近彼女の性質明るくなったよね」とは言わないですよね。
 
つまり、「性質」は本来生まれ持った先天的なもので、「性格」はその人の生い立ちやその後の環境など後天的要因で形成されるものです。分かりやすい例で言えば、「いい子だね」「えらいね」と褒められながら評価を得て育った子供と、「あんたなんか大嫌いよ」「生むんじゃなかった」など、存在そのものまでも否定したかの様な言葉の暴力を受けて育った子供とでは、「優しさ」や「思いやり」などの人間性に差ができても当然ですよね。
 
また、大人になっても同じです。ある人が恋をしたとしましょう。「君の存在に価値があるんだよ」と彼から言われたとしたら、毎日がどんなにか楽しく嬉しい事でしょう。当然の事ながら、何に対しても前向きに立ち向かっていけるようになりますよね。
 

 
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<<誰にでも出来るプラス発想>>

昔から日本には、茶道、花道、書道、武道などと「道」と言う字のつく伝統文化があります。この道を極めていくと、次第に技力が備わってきます。また、技力を極めていけばおのずと体力も備わってきます。体力が向上してくれば、気力が高まり精神力が身についてきます。
 
以前、相撲力士の若乃花が、「体力を補うだけの気力に限界を感じた」と言う理由で、引退宣言をしたことが記憶にありますが、「心と体」にはこの様な相互作用があります。たとえば書道教室に入門すると、筆の持ち方を習う前に座り方や姿勢の正し方などを学びます。
 
この様に技力を磨く事を通して、心を磨く事につながり、「心によい癖」つまり「躾」が身につく事になります。「躾」という字は「身を美しく」と書きますが、核家族化に伴い日本の伝統文化を、家庭で学ぶ機会も減ってしまい家庭内での「躾」もなかなか難しい状況ですが、苦難に遭遇した時の物の考え方も「躾」の一つです。
 
特に目標を高く掲げている時程、自分の信念を試されているかの様に、苦しい事が次々に起こってきます。こんな時こそ「今、目の前で起こっているすべての自分にとって不都合な現象は、幸せになるための必然の結果なのだ」と考え苦難を試練と受け止め、「苦難は幸福に入る門」「試練はその人に超えられる量しか来ない」と、むしろ感謝して受け止める事が出来れば、おのずと明るい気持ちになれ元気で立ち向かえる勇気が湧いてきます。
 
目の前の現象には変わりなくとも、受け止める気持ち次第で、私達を取り巻く環境に変化が起こってくる事は、数々の体験で実証されています。 あらゆる状況において、自分の精神的環境を意図的に整えるという事の大切さを、両親の生き方や生活環境から、子供達は「躾」として学びとっていくものです。
 

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<<七つの快健康法>>

私達が健康であるためには、「快食、快眠、快便、快汗、快尿、快声、快精」の「七つの快」が大切です。(新赤坂クリニック松木康夫院長の証言) つまり、快眠を得るためには摂取に関しての「快」は「快食」の一つだけですが、排泄に関しての「快」は五つもあるという事に気づきます。
 
ストレスの少ない「よい眠り」を得るためには、この「七つの快」のバランスが大切と言う事になります。人は熟睡できなくなると、「眠れなかった」と言う事がストレスとなり、体にムリをしいて、体調を崩していきます。「いつまでも健康で美しく」の最大のポイントは、いかに「快眠」を手に入れるかで決まるのではないでしょうか?
 
本日は90分と言う時間の中で、第一印象の大切さをテーマに講演させて頂きました。「この方ともっと話をしたい」「もう一度会いたい」と言われる人になるためには、「第一印象のよい人」である事が大切です。今日の内容が、皆様の日常生活の中での実践的ヒントとして、お役立て頂ければ嬉しく思います。 終わり
 

著書「夢ある ときめき上手」


(文責 得猪外明)



・写真撮影:橋本 曜 ・ HTML制作:上野 治子

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