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平成20年11月28日 神田雑学大学定例講座


究極のメイクテクニック、講師  小川 貴代実
  


目次

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1.皮脂膜の働き
2.老化のメカニズム



小川貴世実講師人は会った瞬間わずか5秒ほどで、第一印象が決まってしまうといいます。実はとても性格が良くいい人でも、メイクが上手でないばかりに悪い印象を与えてしまうことがあります。逆にメイキャップが上手いことで、好印象を持たれることもあります。

いつまでも元気で美しく、人類の究極の願望です。健康で元気でなければ、美しくなる気力もないものです。健康も美も、お金を使って人任せにするのではなく、日々の自己管理することがなにより大切です。

美しくなるためのお肌のお手入れと、メイキャップのポイントがあります。技法を知ると知らないとでは、肌質も違ってしまいます。また自分に合ったメイキャップの方法を知るだけで、年齢に関係なく驚くほど美しくなるのです。今日はモデルになって下さる方に、美しくなるためのポイントをお話しながら、メイクしたいと思っています。

時にお顔のチェックが必要です。季節に応じて洋服を取り替えるように、スキンケアの基礎化粧品も取り替える必要があります。なぜなら、夏はたくさん汗を出すことで、皮脂の分泌も多く紫外線も強いため、紫外線から守るスキンケア製品を選ぶ必要があります。
冬は乾燥から守るため、水分はたっぷり与え潤いを与えるものを選びます。一年を通して同じ化粧品を使うことは、肌の元気を失くしてしまいます。

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1.皮脂膜の働き

(1)皮膚は体のなかで一番大きな臓器です。
重さ5キロから6キロ。人によって10キロほどになります。頭皮から足の裏までの皮膚を広げると、畳一畳分になります。皮膚は皮脂腺から分泌される皮脂(脂分)と、汗腺から出る汗(水分)が混ざり合った皮脂膜に覆われています。皮脂膜は天然のベールとなって、外的な有害物質から肌を守ってくれるのです。

(2)皮膚は弱酸性
皮膚はpH4.5〜pH6.5の弱酸性です。pH7中性でこれより数が高いのはアルカリ、小さくなるのが酸性です。皮膚が弱酸性に守られていますと、細菌に対する抵抗力が高い。アレルギーを起こしにくい。清潔で皮膚のキメが細かく、化粧のりがいいという良い状態になります。
ところが皮膚がアルカリに傾くと敏感肌になり、細菌が繁殖し炎症を起こし、紫外線を吸収しやすくなります。あらゆるトラブルから肌を守るためには弱酸性に保つことが大切です。

(3)ターンオーバーのリズムを整える
美肌は当然栄養と大きく関係し、栄養が血液によって抹消の皮膚にも運ばれます。体内の養バランスが整って、いつも新しい細胞が繰り上がって代謝します。代謝のリズムが正常に整っていることで、皮膚はキメが細かくくすみがない、うるおいのある安定した肌を保つことができます。ところが新陳代謝が正常に行われないと、毛穴に排泄物が溜まって酸化し、
角質が厚くなってしまいます。また、老廃物が蓄積し皮膚はくすんでしまうのです。

メイクの図

肌を守ってくれる角質間にあるセラミドが(脂分)減少することで、皮内の水分が保持できず、肌はかさかさになり皮丘と皮溝がボコボコになってしまいます。スキンケアの正しい手入れができていないことで、正常な新陳代謝が遅れ、肌に大きなダメージを与えることになってしまいます。

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2.老化のメカニズム

誰もが歳をとることの老化、ひとつは加齢です。次に紫外線によっての老化、そして間違ったスキンケアと、鉱物油などの有害な化粧品を使うことで、さらに老化は促進されます。生活環境や食生活なども大きく影響します。睡眠不足はさらに老化を促進します。眠っている間に最も新陳代謝が行われるからです。夜の10時から翌朝の2時、この時間に皮膚は修復されるのです。

講演中の小川講師(1)なぜしわになるのか
歳を重ねることで皮内の水分、皮膚の弾力を持たせるコラーゲン、エラスチンが減少します。25歳を過ぎると8割の人がエラスチン量は減少します。42歳では33%減少するのです。エラスチンが減少することでコラーゲンの柱が折れ、皮膚の弾力が失われていきます。特に目の周りは皮膚が薄く、しわが目立つようになります。また加齢によって筋肉がゆるみ、しわが目立つようになります。

(2)紫外線によってできるしみ
日常生活においてしみになるのは、紫外線が最も大きな原因といえます。紫外線のダメージや大気の汚染など継続的に受けることで表皮細胞が傷つきます。メラニンをつくる色素細胞メラノサイトにシグナルを送ることで、メラニンは皮膚表面に押し上げられ、新陳代謝することで角質となってはがれていきます。ところが代謝機能が低下した肌は、メラニンを皮内にとどめてしまいしみとなるのです。

(3)有害な化粧品によって起こる老化
化粧品の原材料に鉱物油が使用されている場合があります。鉱物油は酸化し紫外線を吸収することでしみをつくってしまいます。できるだけ安全な化粧品を選ぶことが大切です。

では、モデルの方にメイキャップの実演をしたいと思います。

メイキャップの実演
アクセントボタンクレンジングは丁寧に行います。汚れや化粧品の原料を丁寧に落としていきます。続けて洗顔ですが、やはり丁寧に行います。洗顔はなにより大切。

アクセントボタン化粧水はたっぷり与えてください。垂れ落ちるほどたっぷり与えます。

アクセントボタン美容液や乳液、クリームメイクベースなどで肌を整えます。

アクセントボタンメイクポイントはTゾーンを明るくし、側面は影をつくります。

アクセントボタン目の周りは特に下地にコンシーラーなどを使って、明るく整えておきます。
目の周りが明るくなることで若々しくなり、これだけで全く違ってきます。

アクセントボタン眉はお顔のなかで最も大切なポイントです。眉の描き方ひとつで、良くも悪くもお顔のイメージが大きく変わってしまいます。残念ながら自分に合っていない眉を描かれている方が多いので、自分に合った眉の描き方をぜひマスターして欲しいと思います。

アクセントボタンリップグロスの入れ方で大切なのは、唇のきわをしっかり描くことです。
また一色ではなく、二色ほど使うことで品のいい色に仕上がります。
現在働く女性が増えています。顔は「名刺」といえます。
人間関係がまだ始まらない第一印象でc好印象を持たれるのであれば、自分に合ったメイキャップを知ることは必要であり、生涯において有利なこととるはずです。





文責:小川貴世実
会場写真撮影:橋本 曜
HTML制作:和田節子


本文はここまでです


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